そのほとばしる中毒性で多くのファンの心をつかんで離さない「蒙古タンメン中本」。セブンイレブンではカップ麺として販売されており、今や押しも押されぬ人気商品となっていることは皆さんもご存じの通りだ。

その「中本」シリーズに、新たな仲間が登場したためお伝えしたい。明日2018年10月22日に発売となるのは、なんと「中本」初となる焼そばなのだ! その名も『蒙古タンメン中本 辛旨焼そば(税込235円)』。その実物が編集部宛てに届いたので、一足早く味わってみるぞ~。

・「中本」の焼そばだと?

「中本」と言ったら問答無用でタンメンである。なんせ「蒙古タンメン中本」だからな。ところが今回発売されたのは、まさかまさかのカップ焼そば! 先日発売された『汁なし麻辛麺』も斬新だったが、「中本」の焼そばとは一体……?

・一足早く食べてみた

パッケージ自体は、よくある一般的なカップ焼そばという感じだ。中には粉末ソース、液体ソース、そして「中本特製 辛味噌風味マヨ」なる不穏な小袋が入っている。コ、コイツ……。なにやら妙な胸騒ぎがする。


お湯を入れて5分。湯切りをしているとつい忘れそうになるが、いま私(あひるねこ)が食べようとしているのは「中本」である。これはペヤングの記事でも、一平ちゃんの記事でもないから注意してくれ。

・色が「中本」

そこへまずは粉末ソースを投入! なのだが……。わッマジか!!


なんか赤い。


粉末スープというよりも、唐辛子を使ったナニカに見えてしまうのは私だけだろうか。そこに液体スープをかけてよく混ぜ、最後に例の不穏なマヨを上からかけていく。袋を破ってかけ始めると……う、うわァァァァァアアア!


マヨ、赤ッッッ!!!

・辛そう&ウマそう

これホントにマヨネーズかよ! 彩度上げすぎだろ!! が、最終的に完成した『辛旨焼そば』は、なかなかどうして食欲をそそるルックスである。さすが「中本」。ただ、焼そば感はちょっと希薄な気もするが。


いかにも辛そうな色でコーティングされた極太麺の上には、チャーシュー、にんじん、キクラゲといった、これまた焼そばっぽくない具材がのっている。香りはいかにも「中本」って感じでウマそうだ。それでは、いただき!


ゾボボボボ~っ! おお、これは……。やはり焼そばというよりも、汁なし麺のような感覚である。カップ焼そば特有の味はたしかにするものの、麺がかなり太いこともあり、何か別の麺商品を食べているような……っていうか辛ぇぇぇぇえええええ!

・激しく辛い

分かっていたが、やはりキタ。唐辛子の辛さがキタキタキターーーーッ! 体温が一気に上昇したのか、思わず上着を脱ぐ私。耳の裏から首筋にかけて汗が流れているのが分かるぞ。でも……止められねぇ! 辛味と味噌、にんにくの旨み合体で箸が止まらなーーーーい!!

・ファンの感想は……

そう、これぞ「中本」マジック。と思いきや、編集部一の「中本」ファン・和才によると、この商品にはそこまで「中本」らしさが感じられないという。「辛いことは辛いけど、U.F.O.や一平ちゃんの新味と言われても分からないかも……」とのことだ。なるほど。

・明日発売

個人的には「中本」らしい辛旨を感じたのだが、ハードコアなファンからすると、少々物足りなさを覚えてしまうのかもしれないな。その真相は明日発売の商品をゲットして、ご自分の舌で確かめてみてほしい。はぁ~まだ汗が出ている……。

参考リンク:セブンイレブン(PDF)
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.