ここ数年で一気に季節のイベントとして定番化したハロウィン。思い思いの衣装に身を包み、メイクをして普段味わえない雰囲気を楽しむのも醍醐味のひとつだ。
そんなハロウィンイベントを、テーマパークの「よみうりランド」が2018年9月29日~10月31日まで開催している。その期間中の土日祝日と10月31日に限り、仮装をして行けばお得な割引制度が受けられるらしい。
そこで今回は実際に、仮装してよみうりランドに行ってみることにしたぞ! 果たしてハロウィンイベントはどんな感じなのだろうか!?
・割引特典をうけるために仮装をしよう!
その前にまず、よみうりランドが開催するハロウィンイベントの内容を説明したいと思う。今回のイベントは「ゾンビ大量感染中」がテーマらしい。園内をゾンビが徘徊したり、「ゾン飯」と言った限定フードも用意されたりしているぞ。
さらに、上述した割引制度だが、ハロウィンイベント期間中の土日祝日および10月31日に仮装をしていけば入園料が無料になり、アトラクションに乗り放題のチケットも割引されるとのことだ。
通常の入園料は大人で1800円。これが無料になる。また、ワンデーパス(入園+のりもの乗り放題)は大人で通常5400円だが、これが3300円になるぞ。
仮装の条件としてはハロウィンにちなんだアイテムを2点以上身に付けていることのようで、例えば「黒猫の耳としっぽ」などの簡単なものでもOKだ。入園料が無料になるのは非常にお得ということで、記者も仮装をしてみることにしてみた。
キョンシーのコスプレに身を包み、仲間がいるかと思って周りを見渡したところ実際に仮装をしていた人はあまりいなかったことはさておき、イベント期間限定フード・ゾン飯をいただくとしよう。
──と思ったら! なんと今回は取材ということで、よみうりランドさんが「お好きなものをどうぞ」とのこと。そんなわけでご厚意に甘え、色々といただいてきたぞ。
・普段味わえない特別なゾン飯
まず記者が注文したのは、「恐怖! ラ・ビシーヌ池のゾンビカレー(1080円)」。なんともグロいネーミングだが、実際に出て来たのは……
うぅぉぉぉぉおおおお!!!! やっぱりグロいじゃん!! まったくもってカレーらしからぬ色をしている。指に見立てたウィンナーから流れる血を演出したケチャップも妙にリアルだ。気になるお味だが……
普通のカレーだ。少し酸味があるのはブルーチーズを使用しているためらしい。とりあえず普通に食べられる味で良かった。
他にも本物と見間違えるような見た目の「リアル! 点滴ジュース(400円)」も飲んでみた。仮装しながらだと、ますます雰囲気が出るな。ちなみに中身はトマトジュースだったぞ。
さらにデザートには「フローズンヨーグルト ギョロっとハロウィントッピング(580円)」をチョイス。園内を歩きまわった後だったので、疲れた体に染み渡る。普通に美味しかった。
こんな感じで、異色だが楽しげなフードが豊富に用意されているぞ。仮装をしながら特別な料理を食べられるのは、普段では味わえない雰囲気を感じられて、なかなか楽しいもんだな。
ちなみに売店は園内に数カ所点在しており、場所によって提供している限定フードが違う。お目当てのフードがどこにあるかは、マップなどを駆使して見付けてみよう。
・テーマパークの穴場
今回、私が訪問したのは土曜日。しかも3連休の初日だ。それなのに、園内は混み合っているという印象はなかった。むしろテーマパークにしては空いていると感じたくらいだ。また、よみうりランドさんから取材用のパスをいただいたので、ジェットコースターなどのアトラクションもいくつか体験してみたが、普通に楽しめるものばかり。
これはもしかすると、よみうりランドって穴場なのではないだろうか。私が訪れたときに関して言えば、入園するまでの待ち時間はない。アトラクションには行列もできない。限定フードも比較的すぐに用意された。人ごみだらけのテーマパークに疲れたら、よみうりランドに足を運ぶという選択肢も十分アリだと感じたぞ。
参考リンク:よみうりランド
Report:石井陽太
Photo:Rocketnews24.
▼「ゾンビバーガー(950円)」結構肉厚でボリュームがある
▼「血液検査ポテト(450円)」は注射器がリアルだな……
▼「モンブラン伯爵のナイトパーティ(800円)のまわりのゼリーはリンゴ味だ
▼「光る! 注射フロート(580円)」は氷型のライトが光るぞ!
▼「フラッグストリート」と呼ばれる場所では17時からゾンビが徘徊していた
▼同エリアでは19時50分からゾンビダンスも開催