2018年10月1日より、またまたまたまたたばこが値上がりする。気が付けば主要銘柄は500円の大台に乗ってきた。あれ? たしか、「500円になったらやめる」ってみんな言ってなかった? それは良いとして、駆け込む需要を狙って、コンビニやたばこ店の中にはカートン買いを推奨している店舗もある。

血眼になって、5カートン、10カートン、20カートン買っている喫煙者諸君! ちょっと待て! 冷静になれ!! 今買いだめしても意味ないだろ。なぜなら……。

・買い置きは意味がない

その買い置きがなくなったら、結局高い値段で買うことになるのは、全然変わらないからだ。いずれくるだろ、その備蓄が切れる時が。お金がもったいないと思うなら、たばこやめろよ、買い置き意味ない。むしろ、余分に買わされてるだけじゃないのか? 普段そんなに吸わないだろ。

そもそも、コンビニの店頭で目にした貼り紙に、私(佐藤)は違和感を覚えた。「たばこ カートン 予約販売受付中」って、iPhoneかよ! 値上げまでもう1週間しかないのに、今買い置きしたって、あまり意味ないだろう。1日1箱吸うとして、1カートン買っても10日間、10カートン買ってもせいぜい3カ月しかもたない。

その手持ちのたばこが切れたら、たばこやめるのか? やめないだろ? だったら、買い置きしても、いずれ値上がりしたたばこを買う日が来るんだよ。

「そう言うお前はどうなんだ!」って? 私は買い置きはしない。値上がりを甘んじて受け入れる所存だ。私も言っていた「500円になったらやめる」って。だが、あれは嘘だ。500円になってもやめない! 値上がりしても買い置きはしない! 喫煙場所がドンドン少なくなっても、吸える場所で吸う! それが私のたばこ道だ!!

・始まりでも終わりでもない

実に潔いと自分では思っている。ということで、いずれ値上がりするのにうろたえるでない、喫煙者たちよ。今が値上がりの始まりではない。そして、終わりでもないことを忘れるな。

執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24