エネループをはじめとする、充電式のニッケル水素電池。つい先日、そんなニッケル水素電池を充電するための充電器を新たに購入したところ、これが思いのほか便利だったのでご紹介したい。

ご紹介する商品の正式名称は、パナソニックの『単3形・単4形ニッケル水素電池専用USB出力付急速充電器 BQ-CC57』だ。ていうか長っ! 超ざっくり言うとUSB出力付の電池充電器である。

・1台3役をこなす優れモノ

北海道在住の筆者は、北海道胆振東部地震で停電にあったことをきっかけに、備えとして充電電池や電池充電器を用意しておこうとネットを検索。そこで目に止まったのが同商品だ。

なぜ、目に止まったのか? Amazonの単体充電器部門でベストセラー1位だったから……ではない。電池充電器、USBアダプター、モバイルバッテリーと1台3役をこなしてしまう優れモノだったからだ。

まず、電池充電器としての機能だが、単3、単4電池のいずれかを4本まで同時に急速充電。さらには1本ごとの電池残量を示すランプが付いていて、赤(20%以下)、黄(80%以下)、緑(99%以下)、消灯(満充電)と4段階で光るので大変わかりやすい。

そしてUSBアダプターとして使う際は、充電器をコンセントに差し込んでUSB出力ポートとスマホを充電ケーブルで接続。あとは充電器の横にあるボタンを押すだけでスマホの充電ができる。

ちなみに出力が5V / 1Aとなっており、急速充電に対応していない点がなんとも惜しいところだ。

また、モバイルバッテリーとして使う場合も超カンタン。充電済の単3電池が4本入った状態でスマホを接続。前述の操作と同じく充電器のボタンを押せば、電池のパワーでスマホが充電できる。

・予備電源として活用

いつも持ち運ぶにはややサイズが大きいが、普段は自宅で電池充電器やUSBアダプターとして使用しながら、モバイルバッテリーの充電を忘れたときや停電時などに予備電源として活用できることを考えれば有能だろう。

なお、パナソニックによると、エネループ(スタンダードモデル)は満充電の状態で保管して1年後で90%、5年後でも約70%もパワーが残るというからスゴい。4本程度充電して置いておけば、いざという時に役立つかもしれないぞ。

気になるお値段はamazonで4298円となっている(2018年9月21日時点)。充電器の購入を検討されている方は、この1台3役の『単3形・単4形ニッケル水素電池専用USB出力付急速充電器 BQ-CC57』を選択肢のひとつに入れてみてはいかがだろうか。

参照元:Panasonic「単3形・単4形ニッケル水素電池専用USB出力付急速充電器 BQ-CC57」、Amazon「パナソニック 急速充電器 単3形・単4形 BQ-CC57」
執筆:K.ナガハシ