スマホの電池が瀕死の時に助けてくれる救世主、それがモバイルバッテリーである。バッテリー容量は多ければ多いほど最高なのであるが、それに反比例するように価格は低ければ低いほど最高なのは言うまでもない。目指すは『大容量低価格』だ!
さて、これまで当サイトでは10000mAhで1999円、10000mAhで1700円台……と紹介してきたが、今回は2000mAhで300円。100円ショップ ダイソー印の、実にシンプルなモバイルバッテリー『モバイルチャージャースティック』を使ってみた〜!
まず最初に結論から言ってしまおう。「最高」である。あわせて言うなら、「買い」である。まずは価格を、あらためて考えてみよう。
2000mAhで300円ということは、コレを5つ持っていたら10000mAh、かかるコストは1500円となる。10000mAhで1500円って……すでに一番安いじゃん!! 圧倒的に安いじゃん!! ということで、まず「安い」ということがオススメのポイント。
もちろん「5個持ち」なんて仮の話だが、2000mAhが1つだけでも、十分に救世主の役目は果たしてくれた。
たとえば完全に電池が0状態の iPhone5に……
接続……
しばらくすると……
復帰……!!
ということで「ゼロ復帰」可能……!!
そして、そのまま放置してみると……
iPhone5側の電池残量が92%のところで、ダイソー300円モバイルバッテリーの電池が切れた。おしくも100%には届かなかったが、約2時間で90%以上ならば十分だ。
さらに最高なのは……
コンパクトな本体と……
わずか64グラムの軽さ……!!
常に持ち歩く系の「緊急事態の救世主用」としては、この小ささと軽さが魅力的。私が常に持ち歩いているガジェット袋『羽鳥軍』における、これまでのレギュラーモバイルバッテリーは「5200mAh(4000円)で125gの選手」だったが……
その軽さとコンパクトさ、そして「最低限の仕事はしてくれる容量」を持つダイソー選手が、あっという間にレギュラーの座を獲得していた。だって、これで十分なんだもん!
ちなみに以前紹介したIKEAのバッテリー『SOLBANA』と重さや大きさ、スペックや価格などを “ざっくり比較” すると以下のようになる。
DAISO <vs> IKEA
300円(税別) <定価> 1999円(税込)
2000mAh <容量> 10000mAh
3.7V <電圧> 3.7V
DC5V 1A <入力> DC5V 2A
DC5V 1A <出力> DC5V 2A
約9.6cm <長さ> 約11cm
約2.4cm <幅> 約7cm
約2.2cm <厚み> 約2cm
1口 <USBポート> 1口
1口 <マイクロUSBポート> 1口
約64g <重量> 約200g
弱点は、ずばり「出力の低さ」であろう。この数値が高ければ高いほど「素早く充電できる」のだが、説明書によると、仮にiPhone5だった場合、満充電されるまで約3.5時間かかるとのことで、やや遅い(弱い)かな〜という感じもする。でも、緊急用ならこれで良いかな〜と私は思う。大満足だ٩( ‘ω’ )و
Report:100均研究家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
▼電圧を調べるためだけに分解した
▼予想通り、やっぱり3.7Vだった