先日、中国でラーメンが爆発した。何を言っているか分からないかもしれないが、とにかく爆発したものはしたのだ。確かに中国ではiPhoneに洗濯機、さらには家まで爆発……と一時は「お家芸」と言えるくらい摩訶不思議な事件が起きていた。しかし、ここにきてまさかのラーメンである。

著しい経済発展もあってか、最近は減少傾向にあった中国の爆発事件。さすがの中国でも新時代が来た……と思っていたところでの珍事は、海外でも報じられている。海外サイト「newsflare」によれば、ラーメンが爆発したのは北部のハルピンだそうだ。

・カップラーメンがいきなり爆発

Liveleakの公開した動画では、ラーメン爆発の様子を確認できる。再生したら、王(ワン)さんという男性がパソコンをいじりながらカップラーメンの出来上がりを待っている。いたって日常の光景で特別なものではない。だが、次の瞬間……!

突然ラーメンが爆発して、天井に向けてカップごと跳ね上がる。しかも、クルッと回って開け口から落ちたため、中身も飛び散って散々な状況になってしまう。誰もラーメンが爆発するなんて思わないので、まさかの展開に王さんも動揺を隠せていない。

・ライターが原因か

少しでもラーメンを開けるタイミングがズレていたら……なんて想像したらゾッとするが、原因はカップラーメンの下に置いていたライターだと見られている。使い捨てライターには可燃性の高圧ガスが充てんされているため、直射日光の当たる場所や温度が高くなるところなどに放置すると爆発する危険性がある。

動画をよく見ると、カップラーメンが爆発すると同時にライターが王さんの腕に飛んでいるのも確認できる。おそらく、ラーメンの熱が伝わって爆発したのだろう。幸い怪我はなかったそうだが、実を言うとライターの事故は身近なもの。明日は我が身という言葉があるように、忘れた頃にどこかで起きているので覚えておいて損はない。

参照元:Liveleaknewsflare(英語)、消費者庁
執筆:原田たかし