東京オリンピックの開幕まで2年を切った。間もなく競技の方も代表選考会などが始まるタイミングだが、現段階で何かと話題になっているのが「ボランティア」の存在だ。

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は約8万人のボランティアを募集するとしているが「当然のように無償」「交通費すら出ない」「宿泊費も自己負担」などと非難が殺到している。そんな声を受けてか2018年9月18日、同委員会は「1日1000円の支給」を決定した。

・1日1000円

日本経済新聞によれば、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は、自宅や宿泊地から会場までの交通費相当として1日当たり一律1000円の支給を決めたという。支給方法はプリペイドカード形式を想定しており、現金での支給は見送られたようだ。

1日1000円という額に対し、検討委の清家篤座長は「予算の制約のなか最大限出せる金額」としているが、一部の有識者からは「スポンサーから4000億円以上集めてるのにタダ働きか?」との声もあり、今後も波紋を呼びそうな気配である。

・時給換算すると

ちなみに、1日1000円を時給換算するといくらになるのだろうか? 公式ホームページでは「活動時間は休憩・待機時間を含み、1日8時間程度」と記されているから、単純に8で割ると “125円” ということになる。

余談ではあるが、今から約40年前の東京都の平均時給が “365円” だった(厚生労働省調べ)。もちろん金の価値が違うので一概には言えないが、額面だけを見れば「約40年前の1/3程度の時給額が支払われる」ということになる。

・ネットの声

「やっす!」
「役員ももちろん1日1000円だよな?」
「ケタを1つ間違えてないか?」
「これはナメてるだろ」
「こういうのには、ちゃんと怒ったほうがイイ」
「最大限で1000円とか、もうオリンピックやめろ」
「なんでクオカードなんだ? なんかの癒着?」
「そこまで金を払いたくない理由は?」
「どうせなら、北海道とか被災地でボランティアやるわ」
「ブラック企業も真っ青だな」

東京都の都市ボランティア3万人を含め、合計で8万人を募集する東京オリンピックのボランティア。果たして応募人数に達しなかったとき、組織委員会はどんな動きを見せるのだろうか? ボランティアの募集は9月26日から始まる。

参考リンク:日本経済新聞厚生労働省
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.