日本人アーティストが折り鶴で作った作品に、海外のネットユーザーが魅了されている。

海外の注目を集めるその作品とは、多数のミニ折り鶴で覆われた「鶴の樹」だ。これは小野川直樹さんというアーティストが作ったもので、一見すると、葉っぱが折り鶴でできた盆栽のようにも見える。

樹の枝部分にとまる折り鶴たちは、驚くほど非常に小さく、これをひとつ作るだけでも相当な集中力を要するに違いない。それを数え切れないほどたくさん作り、一本の樹を完成させる。まさに気の遠くなる作業だ。

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– Cling – 2016 素材提供 : 京都美商

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小野川さんの情熱と繊細さが織り交じってできた鶴の樹は、海外のネット上で大きな反響を呼んでおり、以下のようなコメントが寄せられていた。

「ウワー、とってもクール!」
「こんな小さな折り紙をどうやって作っているのか気になる!」
「最初に思ったこと:どうやって……一体どうやって作ったんだ? 次に思ったこと:欲しい!」
「これを作るとき、きっと目が痛くなるよね」
「オーマイガー! どこで買えるか教えて。超欲しいんだけど!」
「作る様子を映した動画が見たい!」
「これぞまさに “根気強さ” とは何かを表した作品」

言葉や国境をこえて、見る人の心を震わす鶴の樹の美しさ。日本の美を伝える小野川さんの作品は、優雅に舞う鶴のように、きっと世界に羽ばたいていくことだろう。

参照元:Instagram @naokionogawaBored Panda(英語)
執筆:田代大一朗

▼小野川直樹さんの「鶴の樹」

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