何度でも何度でも何度でも言いますが、ロケットニュース24ではライターを募集しています。すでに何人かの新戦力が執筆を開始していますが、それでもまだ人手が足りません。迷ったら応募、迷わなくても応募、とにかく応募してきてください。いや、本当に、マジで。
それはさておき、ライター募集を始めてからこれまで100件近い応募をいただきましたが、不採用の方は結構な確率で “あること” で引っかかっています。今回はその内容を完全公開しますので、本気でライターになりたい方はぜひご一読ください。
・書類選考の方法
さて、まずは我々がどのようなステップで書類選考しているのかをお教えしましょう。答えは非常にシンプル、GO羽鳥編集長以下全メンバーが、応募書類に目を通し「これは!」と思う人が面接へと進んでいます。
それでは我々がどのような基準で応募書類に目を通しているのか? について簡単に触れたいと思います。簡単に言いますと、「実際に掲載されることをイメージ」できているかというところ。
そう、我々は応募されたネタが「ロケットニュース24に掲載されてそうか? 出来そうか?」という部分にそれなりのウェイトを置いて内容をチェックしているのです。
ただ残念なことに、このことを理解していない応募があまりにも多いのが現状です。なかでも、一番多いパターンである……
「私がロケットニュース24に応募した理由」
……みたいなネタはそれだけで落ちると断言しましょう。だって、読者の誰がそんな記事を読みたいと思いますか? 確かに顔出しで執筆する記者も多く、身内ネタ的な記事があることも事実です。ただ、そういう記事って力量が測れないんですよ。もう一つ言うなら、「あるあるネタ」等も同様です。
厳しいようですが、我々は「ライターとしてやっていけそうな人」を探しています。もちろん、ロケットニュース24が好きなことは大切な要素ですが、それは書き方を見ればすぐに見抜けます。だって、毎日誰よりもロケットを読み込んでいますから。
ロケット愛があることは非常に嬉しいですし、ありがたいことです。ただ、応募ネタが「私がロケットニュース24に応募した理由」みたいな内容だった場合、我々は「募集要項をよく読んでないな」もしくは「客観的な視点が足りないな」と判断することをご了承ください。
ちなみに、生き地獄ってくらい恥ずかしいのですが、2013年12月に私(P.K.サンジュン)が応募した際の記事のタイトルをご覧にいれましょう。
【見逃し注意】おーい! NHKが12月30日に『あまちゃん』を10時間ぶっ通し放送するぞー!
【グルメ】カルビーのポテトチップス、カゴメケチャップ味が美味すぎてほろりとした
……今なら遥かに洗練されたタイトルを付ける自信はありますが、ロケットにありそうな記事ではないでしょうか? 重要なのはそこです。細かい言い回しや文章力は磨いていけばいいのです、大切なのは「読者にどんな記事を読んでもらいたいか?」「どんなネタを探せるか?」だと思います。
もしこれまで募集してきてくれた方の中で「そういう視点が抜けていた」という人がいらっしゃったら、ぜひ再度募集してみてください。もちろん、初応募も大歓迎です。
しつこいようですが、ロケットニュース24ではライターを募集しています──。詳細は募集ページをご覧ください。
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼一緒にがんばってくれる人、ご応募お待ちしてます!