本日7月26日は「幽霊の日」だという。これは1825年のこの日、江戸の中村座で四代目鶴屋南北作「東海道四谷怪談」が初演されたことに由来するもので、同作はかの有名な “お岩さん” が登場する怪談話である。

おそらく幽霊や心霊現象を「怖い」と感じる人もいるだろうし、逆に「全然信じていない」という人もいることだろう。ただ私、P.K.サンジュンから言わせれば心霊現象は科学的に解明できる……というか、した。今回は100年後くらいには常識となっているかもしれない『心霊現象の科学的解明(仮説)』を聞いていただきたい。

・約20年前に解明

この法則を解明したのは、今から20年ほど前のこと。この時はとにかく頭がグルグルと回転する時期で、例えば「地球と人間はどちらが偉いのか?」なんて無意味なことをひたすら考えていた。その中の1つが今回ご紹介する『心霊現象の科学的解明(仮説)』である。

さて、みなさんはこんな経験をしたことが無いだろうか? 例えば心の中である曲を歌っていたら、家族なり恋人なりがその歌を突然口ずさんだりしたことが。以心伝心ではないが、言葉を発せずとも人間は思ったり考えたりした「心の中身が実は放出されている」と私は考える。

・「ツブツブ」と「アンテナ」

この物質を仮に「ツブツブ」と呼ぼう。ツブツブは目に見えず2018年現在の科学ではその存在さえ明らかになっていないが、実は人間(生物)は心の中で考えたことがツブツブとして常に放出されているのではなかろうか?

次に、人間にはそのツブツブを受け取る「アンテナも設置されている」と私は定義した。Aさんが発したツブツブはそこら辺(空気中?)を漂っており、決してなくなることはない。そのツブツブがAさん以外のBさんやCさんのアンテナにキャッチされた時、思いや考えなどの「心の中身」が伝わると私は考えたのだ

・尋常じゃない量のツブツブ

考えてもみて欲しい。いわゆる幽霊はほとんどの場合、殺されたり無残な死にざまだったりと “非業の死” を遂げている。逆に天寿を全うしたのに化けるような話は ほとんど聞いたことがない。ということは……だ。

例えば殺される場合、人間からは尋常じゃない量のツブツブが放出されるのに対し、心穏やかに亡くなった場合はツブツブの量が少ない……とは考えられはしないだろうか? というか、無念の死を遂げる瞬間、人間の心からは制御不可能なほどの感情があふれ出す……、つまり「莫大な量のツブツブが放出される」と考える方が自然だ。

そして「アンテナにも感度がある」と私は考える。ツブツブをキャッチしやすいアンテナを持っている人もいれば、ツブツブをほぼスルーしてしまうアンテナの人もいるのでは? ……と。

・心霊現象とは?

もうおわかりだろうか? この感度の高いアンテナの持ち主がいわゆる「霊感の強い人」で、逆にアンテナの感度が悪いと「霊感がない人」と世の中では分別されているのである。こう考えると幽霊や心霊現象は怖いとかそういう類(たぐい)の話ではなく “起こるべくして起こっている科学的な現象” なのだ。

も・ち・ろ・ん、科学的な根拠はゼロだが、20歳そこそこの私はこの考えに至った。とんでもなく的外れな説である可能性の方が極めて高いが、もしかしたら……もしかしたら100年後くらいには「サンジュン式」として定説になっているかもしれない。

参照元:今日は何の日
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼心の中身はツブツブとして常に放出されていて……

▼例えば殺される場合とかは、莫大な量のツブツブがあふれ出す。

▼そして人間にはツブツブをキャッチするアンテナが備わっている。

▼中にはアンテナの感度が超良好な人がいる。これが「霊感の強い人」だ。

▼つまりアンテナの感度で霊感の強い、弱いがわかれるのだ!

▼なお、根拠はない──。