2018年6月18日午前、大阪府北部で震度6弱の地震が発生した。気象庁では「今後1週間は震度6弱程度の地震が発生する可能性あり」としているから、近隣の方は引き続き警戒を願いたい。思えば熊本地震は2回目が本震であった

さて、ネット上ではデマも含む様々な情報が飛び交っているが、俄然注目を集めているのが吉村洋文(よしむら ひろふみ)大阪市長である。吉村市長は地震発生直後から、自身のTwitterで地震にまつわる有益な情報を発信し続けているのだ。

・スピーディーな対応

地震発生直後、Twitterにて「大阪で大きな地震が発生しました。各メディアの情報に注意し、安全を確保して下さい」と発信を始めた吉村市長。その後も「余震の可能性もあるので、倒れた家具は元に戻さないで下さい」などと安全確保を呼び掛けている。

さらには地震発生から約1時間後には「市役所での災害対策本部を立ち上げ」及び「24区での災害対策本部を立ち上げ」を報告しているから、かなりのスピード感ではなかろうか? また「火災3件、救護救助20件発生しています」と現状も報告もしており、特に大阪在住の人にとっては参考になったに違いない。

言うまでもなく、こうした地震の直後は情報が錯綜し「なにが本当なのかわからない」といった状況に陥りがちになるもの。そういう意味で市長自ら発信する情報の精度は疑いようがなく、情報源として参考にした人も多いハズだ。

・ネットの声

「市長、お疲れ様です。情報発信ありがとうございます」
「タイムリーな情報で助かります」
「初動が早くて見直しました」
「落ち着くまでは情報発信お願いします」
「いろいろな情報がある中で市長の情報は安心できます」
「21世紀型の市長って感じがして素敵です」
「市長の役割を果たしてますね」

もちろん「〇〇してください」などのリクエストも多いが、きっと市長もあらゆるコメントに目を通しているハズだ。吉村市長の今回の対応は「SNSと災害のモデルケース」となり得るかもしれない。

ちなみに、地震発生から7時間あまりが経過した18日15時現在、吉村市長は25以上の情報を発信している。

参照元:Twitter @hiroyoshimura
執筆:P.K.サンジュン

▼地震発生直後から、多くの情報を発信している。