人気タイトルを無許可で配信する、いわゆる “海賊版漫画サイト” として問題となっていた漫画村。つい先日「漫画村」のアクセス遮断を政府が認め、この件は一件落着かと思われていた。だがしかし……。

漫画村が閲覧不能になった期間はほんの一瞬だったのかも? というのも、漫画タウン公式を自称しているTwitterアカウントが「漫画村が漫画タウンとして復活したよ」とツイート。しかもそのアカウントは開き直りとも取れる自論を展開し、炎上の様相を呈している。これは……ひどい。

・挑発的な投稿

まずは、漫画タウンの公式を自称しているTwitterアカウントが投稿したコメントを以下でご紹介しよう。


「いくらサイトを潰したって、もう漫画の売り上げは増えないよ。みんな無料で音楽聴くし、無料で動画を見るし、もう出来上がったコンテンツにお金を払う時代じゃないんだよ。漫画だけを叩くのはおかしいんだよ」

「サイトのせいで漫画の売り上げ落ちたの? ほんとに落ちたの? それはサイトのせいじゃなくて出版社の努力不足だよ。これからも今のままの売り方をするなら漫画は売れないよ」

「漫画タウンはすでにネット上にアップされてる画像を集めて読みやすいように整理してるだけなんだよ。だからもともと漫画はアップロードされてるんだ。もうコンテンツは無料の時代なんだ。「著者の利益が〜」って言う人は、そんなに好きな著者がいるなら直接募金したらいいよ」


……いかがだろうか。「盗人猛々しい」とはまさにこのことではなかろうか? ネットの進化に法整備のスピードが追い付かず「どうせ逮捕まではされない」とタカをくくっているのか、度を越した挑発的コメントだ。

当然ながら一連の投稿には非難が相次いでおり、現在は “絶賛炎上中” といったところだ。一部の声をご紹介しよう。

・ネットの声

「いくら能書きたれても、お前が犯罪者だということは変わらない」
「コンテンツにお金を払わず無料で楽しむっていうのは、コンビニで万引きするのと変わんないんだけどね」
「万引きして食うメシはウマいか?」
「時代って括りで人の努力の結晶を無料でみせびらかすなよ」
「ここまでケンカ売るって何がしたいのかサッパリわからんな」
「コンテンツが無料かどうかはお前じゃなく制作者が決めるんだ」
「出版業界があぐらをかいて、企業努力を怠ってたのは紛れもない事実。目を覚ませ」

なお、復活したという「漫画タウン」も現在はサーバーに繋がらない状態が続いており、実質的な再開とはなっていないようだ。いたちごっこの気配もするこの一件、果たしてどのような結末を迎えるのだろうか?

参照元:Twitter @mangataun
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.