日本一の高さを誇るビルとして知られる、あべのハルカス。300メートルもあるビルの最頂部を歩く「エッジ・ザ・ハルカス」については前回お伝えした通りだ。歩くだけと言えば歩くだけなのだが、知っているだろうか……頼みとなるのは1本の命綱のみということを!
考え付いた人は、頭のネジがいくつか飛んでいるに違いない。だって普通、そんな場所歩かんやろ……! いくらなんでも、これが最後の記事になるとか嫌なんですけど!! 「大丈夫だよね!? 落ちないよね!?」とガクブルしながら体験してきた結果をお届けしたい。
・天気によってはアトラクション中止もあり
あべのハルカス4周年を記念し、2018年3月7日より始まったアトラクション “エッジ・ザ・ハルカス” 。アトラクションの内容はいたってシンプルで冒頭に書いたように、ただ歩くだけ。高いところが比較的得意な記者は「怖いけど命綱ついてるし大丈夫かな」と調子に乗って体験した次第だ。
ちなみに利用制限があり、身長145センチ以下の人は参加不可。参加料と記念写真1枚(写真データ付)で1人につき1000円だ。別途展望台入場料(大人1500円)も必要なのでご注意を。また雨天時や降雪時、荒天時は中止となるため、事前にチェックしてから出かけることをオススメする。
・恐怖しかないイナバウワー
さっそく専用のツナギに着替え、命綱とハーネスをつけたら準備万端。スタッフに導かれ、天国への階段……もといエッジザハルカス頂上部への階段を登る。足場は当然ながらしっかりしており、意外とそこまでの不安はない。
登り終えてからも、命綱で体が支えられているからか、案外平気。「全然怖くないわ。楽勝だわ」などと思っていたのもつかの間。スタッフさんの言ったセリフに凍りついた。
「それでは後ろ向きになって、イナバウワーする感じで手すりから手を離してみましょう♪」
いやいや……いやいやいやいや……ムリムリムリムリ! ムリ!! ムリだからそれ! 前かがみになって身を乗り出すのはイケる。これはさほど怖くない。でも後ろ向きって超怖いから! 恐怖しかないから!!
そもそも記者は体が硬いのでイナバウワー自体できやしないのだが、その時はそんなことを考える余裕さえなく、両手を挙げて後ろ向きになるのが精一杯だった。
また、命綱は手すりの位置につけるため場所が固定されている。記者はちょうど良い具合の高さだったが、背の高い人は支点が下がるためより怖ろしいだろう。
なぜこのアトラクションが企画され実現に至ったのか。はなはだ疑問である。そうは言うものの、なんだかんだ楽しいことは保証しよう。一生忘れられない思い出になることは間違いない。怖いもの見たさで試す価値アリだぞ。
・今回ご紹介した店舗の詳細データ
店名 EDGE THE HARUKAS(エッジ・ザ・ハルカス)
住所 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目1の43
時間 10:00〜18:00
定休日 雨天、荒天時
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.、エッジザハルカス
▼日本一高いあべのハルカスビル
▼その頂上部に登ることができるアトラクション「エッジ・ザ・ハルカス」
▼受付を済ませ
▼専用のつなぎを着用し
▼荷物を置いて
▼ハーネスなどを装着
▼靴の貸し出しもあるのでヒールなどで出かけても安心だ
▼スタッフの事前説明を聞き
▼GO!
▼頼みの綱……
▼ビクビクしながら細い通路を歩く
▼絶景かな絶景かな
▼怖いのはイナバウワー
▼限定ドリンクもあるぞ
▼お試しあれ~