大阪観光でまず、やることと言えば “食い倒れ” だよな! 食べて食べて食べまくれ~。そして満腹になったところで、じっくり大阪の空気を感じよう。大阪ならではのスポットは “USJ” に “道頓堀” や日本一の高さを誇るビルとして知られる “あべのハルカス” など……いろいろあると思うが、今回紹介するのは『難波八阪神社』だ。

なんとココでは、超巨大な獅子頭がお出迎えしてくれる。あまりの大きさと迫力に、唖然(あぜん)とすること請け合いだぞ。大阪に住んでいる人にとって当たり前すぎるのか、人気もまばら。こりゃ、意外に穴場な観光スポットなんじゃない? 

・言葉を失う圧倒的大きさ

大阪メトロ御堂筋線・四つ橋線なんば駅から、徒歩で約6分という好立地にある『難波八阪神社』。駅から歩いて行けば、おのずと正面と反対側門をくぐることになる。すると誰もが一瞬、言葉を失うだろう。なぜなら、ぬぅっと獅子頭がこちらを見ているからだ。

知っていても驚かざるを得ない、圧倒的な大きさ。この「獅子殿」はなんでも、高さは12mで幅が11m、奥行が10mもあるのだとか。口内は舞台になっていて、祭事で踊りを奉納する際などに使われるようだ。ちなみに鼻の穴を覗くとスピーカーが付いていたぞ。

・静かで落ち着く

今では大きな口で勝利を呼び、邪気を飲み勝運(商運)を招くとして学業向上や就職、入試や会社発展を祈願しようと、全国各地から参拝者が足を運ぶらしい。割と幅広く、願い事を受け入れてくれるようだ。さすが大きな顔だけあるな。

先日、記者と神社を訪ねたフランス人の友人は「なんばの駅近くに、こんな神社があったなんて知らなかった。静かだし良い感じ」と言っていた。その言葉通り、駅周辺の騒がしさはどこへやら。神社周辺はとっても静かだった。まさか駅チカにこんな場所があるとは……。

・本殿へのお参りも忘れずに

そして、ついつい獅子殿だけに目が行きがちだが、本殿へのお参りも忘れずに行おう。同社の創建年代は不詳だが、古来より難波一帯の産土神(うぶすながみ)だったともされている。つまり昔からこのあたりを守ってくれている、ありがたい神さまだ。

また、祇園牛頭天王(ごずてんのう)を祀る社として世間に知られた時代もあり、広くおそれとともに敬まわれていた由緒があるのだ。地元の人をはじめ、多くの人に大切にされているからこそ今の奇麗な境内があるのだろう。

大阪難波付近で少し時間が空いた時、観光にもうひとスパイスを与えたい時、『難波八阪神社』に足を延ばしてみてはいかがだろうか。大阪の新しい一面を知ることができるかもしれないぞ。

・今回ご紹介した神社の詳細データ

神社名 難波八阪神社
住所 大阪府大阪市浪速区元町2−9−19

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
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▼なんば駅チカ「難波八阪神社」の獅子殿

▼近くで見るとド迫力! 歯が立派

▼SNS映えもするよ

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がおー。

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▼本殿を守る獅子もカッコ良いです

▼大阪観光の際にどうぞ~

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