新年を迎えたら、誰でも何かしら “今年の抱負” を掲げるもの。おそらく喫煙者の中には、忍び寄る増税もあって「今年こそ絶対に禁煙する」と心に誓った人も少なくないのでは!?
しかし、タバコを吸いたい誘惑に打ち勝つのは至難の業……。では、禁煙成功者はどのようにして達成したのだろうか。海外掲示板サイトRedditのユーザーが「この方法で私はタバコをやめました!」と語っていたので、いくつか紹介することにしたい。
1.まず酒をやめた
お酒やコーヒーを飲むとタバコを吸いたくなる……とは、よく聞く話だ。そこで、あるユーザーは最初に酒をやめることからスタート。するとタバコを吸いたくなる機会が減り、禁煙に成功したという。どちらもやめてしまうのは相当強い意志が必要だが、ダブルで健康になれるためプラス面は大きそうだ。
2.常に節約できる金額を考えた
週に30ドル(約3300円)をタバコ代に使っていたという男性は、禁煙したらいくら貯金できるのか考えたらしい。週に30ドルということは1年52週をかけたら、計1560ドル(約17万2000円)に。それが25年間続いたら、タバコに3万9000ドル(約430万円)をつぎ込む計算になる。
どれだけお金を節約できるか考えたら、意外と簡単にタバコをやめられたとのこと。まさに「塵も積もれば山となる」である。
3.タバコを吸う友達と会わないようにした
タバコを吸う友達と一緒にいたら、つい誘惑にかられて「じゃあ1本だけ……」となり、すぐに気持ちが折れてしまう。そこで、喫煙者の友達と会うのをやめたという人もいて、タバコを吸う人や吸っている人が多い場所などに近寄らないようにすれば、禁煙成功率がアップするという声もあった。
4.禁煙の辛さよりも得られる利益にフォーカス!
タバコをやめれば節約できるだけでなく、何より健康になれる。離脱症状の辛さよりも得られる利益にフォーカスすることで、禁煙に成功できたという人もいた。
5.タバコを何か夢中になれるものに置き換える
禁煙を実行したユーザーのなかで、タバコをやめる辛さを紛らわせるためにエクササイズに精を出したという人も。他に何か夢中になれるものに置き換えることで、あまりタバコのことを考えずに済むようになったとコメントしている。
6.筆者の周りの体験談
最後は筆者の周りの体験談だ。20年近く喫煙者だった兄は、海外旅行を機にタバコをやめることができた。オーストラリアに住んでいる妹を訪ねた時、飛行機の中で吸えないので、そのまま現地でもタバコを吸わずにいたら禁煙できてしまったのだ。
「そんなに簡単にやめられるなら、もっと前にやめときゃ良かったのに……」と、筆者が思ったことは言うまでもない。筆者は喫煙者ではないが、禁煙は簡単ではないだろうと想像する。「今年こそ絶対に禁煙する」と誓った人の心が折れないことを願いたい。