近年、盛り上がりを見せる日本のハロウィン。本サイトでも、当日の渋谷の異常な人ゴミをお伝えしたが、一方で深刻になっているのがゴミ問題だ。翌日、ゴミに埋もれたセンター街が報じられるのが風物詩のようになっている。

このゴミ問題に対する海外在住者のつぶやきが物議を醸しているためお伝えしよう。ゴミ問題は、若者のマナーの問題ではない

・海外在住者がハロウィンゴミ問題に独自の意見

オーストラリア在住のToshi Okuzaki(@ToshiOkuzaki)さんが投稿したこのつぶやき。投稿されて半日で1万6000以上リツイートされるなどTwitterで話題となっている。マナーの問題ではないのなら、一体何が問題なのか。つぶやきの内容は以下の通りだ。

Toshi Okuzaki「渋谷のゴミ見て若者のマナーがどうとか言う奴いるけど、違うんだよ。ハロウィン楽しんでるリア充だってゴミはゴミ箱に捨てたいんだよ。でもこの国はゴミ箱がねーの。捨てたくても捨てられないの。

地下鉄サリン事件以降撤去されてからずっとないの。五輪までにゴミ箱用意しないとヤバいよ、日本」

──どうやら、Toshi Okuzakiさんは、若者のマナーではなく街中のゴミ箱の少なさが問題と考えているようだ。これに対して、Twitterでは以下のような声があがっている。

・ネットの声

「持ち帰る…という考えには至らなかったのでしょうか?」
「持って帰ったらええやん…」
「持ち帰れよ」
「あなたはあれですか うんこしたいけどトイレなかったから垂れ流しましたって言うやつですか」
「単純にモラルの問題です」
「持ち帰ると言う選択肢が無いのか…」
「ゴミ箱が無いからといって、地面に捨てていい理由にはならないですよね」
「最低限のマナーとして、持ち帰って頂きたい」
「ゴミ箱が少ないって話と道端にゴミを捨てって話はそもそも噛み合ってないという…」

──批判が殺到していた。一方で、「ゴミ箱が少ない」ということに関しては以下のような声も挙がっている。

「わかる。ゴミ箱ほしい」
「解決策を示してるのに、持ち帰れだの何だの言ってる奴は読解力ないのだろうか…」
「オリンピックに向けてゴミ箱用意しといた方がいいって主張したかったみたいだけど、完全に書き方が悪すぎて『ポイ捨てするのは仕方ないことなんだ』って言ってるようにしか見えねえの」

・ゴミ箱は確かに少ない

確かに、私(中澤)も、街中にゴミ箱が少なくなったことを不便に感じる瞬間があるのは事実だ。しかしだからと言って、手元にあるゴミをその辺に捨てるかと言うとそんなことはしない。

やはりハロウィンのゴミに関しては、マナーの問題のように感じる。そして、ハロウィンのゴミ問題はさて置き、街中にゴミ箱がもうちょっとあっても良いとも思うのだが、あなたは今回の海外在住者の意見に対してどう思うだろうか。

参照元:Twitter @ToshiOkuzaki
執筆:中澤星児

▼確かに街中のゴミ箱は少ない