日経ビジネスオンラインによると、ファミリーマートが24時間営業の見直しに着手。一部店舗で深夜営業をやめ、売上や経費への影響を検証するという。現在、この業界異例とも言える試みが、日本国内で注目を浴びている。
そこでネットの声を探ってみると、ファミマと共にあるコンビニの名前が挙がっていることに気づく。そのコンビニとは、北海道で店舗数最多の『セコマ(セイコーマート)』だ。一体なぜ、ファミマと共にセコマの名前が挙がっているのだろうか?
・セコマとは?
『セコマ』について簡単に説明すると、同社はセブンイレブンよりも早い1971年に1号店を出店。北海道を中心に営業を展開しながら、茨城県と埼玉県にも店舗を構える老舗コンビニチェーンである。
ドリンク・アイス・弁当などの多彩な自社商品。さらには店内厨房で弁当・おにぎり・パンを手作りするサービス「ホットシェフ」が人気で、北海道トップクラスの顧客満足度を誇るコンビニとして君臨し続けている。
しかしなぜ今回、ファミマの24時間営業見直しの話題と共にセコマの名がネット上に挙がっているのだろうか? その理由は……古くからセコマの多くの店舗が24時間営業ではないからだ。ネットの声を探ってみると……。
・ネットの声
「ファミマ24時間営業やめるのか」
「そもそも24時間営業を強制する方がおかしかった」
「道民としては今更感ある」
「やはりセイコーマートは正しかった」
「時代がセコマに追いついた」
「セコマをみならってくれ」
「セコマがなんとかなってるんだからファミマも大丈夫やろ」
「セイコーマートはずっと24時間営業してこなかったが北海道ナンバーワン」
「セコマは進んでると思うし過疎地でもやっていけてるんだと思う」
「セイコーマートは時代を先読みしていた訳か」
北海道と他の地域では人口密度に差があるので、必ずしも当てはまる訳ではない。しかし、非24時間営業の店舗が多数あっても人気が保たれているセコマは、ファミマより先を行っていると考えても間違いではないだろう。
こうしてセコマの名前が挙がっているところを見ると、もしかするとセコマを参考にファミマも北海道から営業時間を短縮していくかもしれない。いずれにせよ、検証を経て、ファミマがどのような方針を打ち出すかに要注目だ。
参考リンク:セイコーマート「店舗のご案内」、日経ビジネスオンライン
執筆:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
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▼ホットシェフもぜひ参考にして欲しい