建築技術が進歩した現在では、ブルドーザーやクレーンを使用してラクラクと作業を進められる。しかし、そんな便利な重機や技術が存在しなかった時代は、全て手作業でコツコツと建設工事が行われていたのだ。

そんな、13世紀当時の建築方法で中世の城を復元するプロジェクトが、「壮大すぎる!」の一言に尽きるので紹介したいと思う。20年前に始まり6年後に完成する予定の城を見たら、ロマンを感じずにはいられないはずである!

・昔ながらの技術で建設中の城

米ニュースサイト『boredpanda』によると、13世紀当時の技術で建築されているのは、仏ブルゴーニュに位置するゲドロン城だ。1997年に着工したプロジェクトは、現代の技術を一切使わず、地元で手に入る材料をのみを利用して建築することがルールなのだとか。

現在は、ボランティアを含めた約55人が採石工や鍛冶屋、瓦職人や石切り職人といった役割を受け持ち、現場で建設工事に精を出している。

・中世にタイムスリップした気分に!

昔ながらの建築方法を見学できるうえ、作業に当たる人が当時の服装に身を包んでいるため、まるで中世時代にタイムスリップしたような感覚を味わえることもあり、年間の観光客は30万人にも!

杭を手にコツコツと丁寧に石を切り出す職人や、石や木材を運ぶ馬車を目にすると、ロマンを感じずにはいられない。そして、作業員たちが現場で食べる食事も、当時の調理方法が再現されるのだそう。小麦も手作りの木製の製粉機でひかれ、もちろんガスコンロなども使用されていないようだ。

・ゲドロン城は2023年に完成予定!

1997年から、地道な手作業で20年も建設が続けられているなんて、本当にスゴいとしか言いようがない! 2023年に完成を予定しているとのことだが、生で中世時代の建築方法を見学出来るチャンスなど滅多にないため、完成してしまったら少し惜しいような気がしなくもない。

この場所を訪れたら、中世を舞台にした映画のセットに紛れ込んだ気分になってしまいそうだ。再来年ぐらいにフランス辺りを旅行しようかな……と考えている筆者は、旅程にゲドロン城を組み入れることを検討している次第である。

参照元:Instagram @guedelon_officielboredpanda(英語)
執筆:Nekolas