北海道美瑛町(びえいちょう)と言えば、日本屈指の絶景が広がる街である。広大な丘陵に広がる田園風景と雄大な山々は、まさにイメージに思い描く北海道の自然そのもの。そんな中でも、ネットで有名なのが「青い池」だ。
Macの壁紙になったことで一気に人気に火がついたこのスポット。アップルが認めた絶景とはどれほどのものなのか? たまたま近くを通ったので寄ってみたところ……ほげえええええっ! マジブルー!!
・道に迷った
富良野から札幌へ帰る途中、美瑛町を車で走っていると「青い池」の看板を発見。せっかくなので、看板の指し示す方向へ車を走らせた。
しかし、いくら走っても看板に書かれていた駐車場は見えてこない。というか、分かれ道も何本か過ぎたので、通りすぎちゃったかも……。仕方がない。Uターンして戻るか……と、そう思った時、ふいに目の前が開けた。ほげえええええっ! なんじゃこりゃあ!?
いきなりもの凄い雄大なパノラマ。はるかな丘陵の奥に見える山には雪が残っており、山頂にかかる雲が絵のようだ。ここマジでどこだよッ!
・神秘の入り口
圧力さえ感じる圧倒的な景色を尻目にUターンをかまし、戻っていくと駐車場への道を発見。ほどなくして到着した。景色に気を取られてたら、永遠に真っすぐな道をひた走ることになるため気をつけよう。さっそく、駐車場から伸びる「青い池」への道を上っていく。5分ほど歩くと……
青い……どこまでも青い水がたたえられた池に到着。看板を見るまでもない。これが「青い池」だ。その水の色はサファイアのように美しい。さらに、風によるさざ波がやむと「青い池」が真の姿を現した。スゲェェェエエエ!
マジでブルー!! 磨き抜かれた鏡のような湖面には池の周りの景色が写っており、まるでもう1つの世界が池の中にあるみたいだ。筆舌に尽くしがたい神秘的な光景である。
・四季折々の美しさ
Macの壁紙で有名になったのは雪景色だが、晴れ渡る夏日だったこの日の「青い池」もまた素晴らしかった。四季折々の表情が美しいこのスポット。異世界感すら感じる青の世界がいつでもあなたを待っている。
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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▼「青い池」の脇を流れる川の水も青い
▼駐車場から5分ほど歩くと
▼到着!
▼サファイアのように青い
▼遊歩道の木漏れ日も温かい夏日だった
▼池の中に広がる青い世界