【実録】肝臓がフォアグラ状態の男が3カ月間「ガセリ菌ヨーグルト」を飲み続けた結果 → γ−GTPが130下がって医者もビックリ(その2)


脂肪肝にはハッキリした対処方法はない。ただ、先生が言うには「不規則な食事」や「偏った食事内容」「炭水化物の取りすぎ」などは内脂肪がつく原因とのこと。さらに、一気にダイエットするのもあまり良ろしくないようだ。

そんな様々な情報をふまえ、自分が健全と思われる食生活でおろそかにしてる部分を考えた結果、自然に食事内容が以下のように変わった。

・変化その1:野菜を食べる

まず、思い当たったのは野菜。外食のつけ添えを食べるくらいで、ほとんど食べてないと言っても過言ではないだろう。おそらくこれは良くない。平日昼はコンビニでパック野菜を必ず購入し、土日は市販のカット野菜で多めに野菜を食べることにした。

・変化その2:朝食をちゃんと食べる

次に考えられるのが朝食。これまたほとんど食べていない。だが、起きるのを早くして作るというのは続く気がしないので、コンビニでパックの野菜か果物を食べるようにした。

・変化その3:毎朝、豆乳と「ガセリ菌SP株ヨーグルト」を飲む

その朝食を買いに行った時、思いつきで取ることにしたのが、豆乳と「ガセリ菌SP株ヨーグルト」。豆乳を取って体が悪くなることはないだろう。また、「ガセリ菌SP株ヨーグルト」はパッケージに「内臓脂肪を減らす」と書かれていたので飲むことに。藁にもすがるというヤツだ。

・変化その4:深夜は食べない

そして、今までの私は、帰りが深夜になったとしても時間を気にせず食べて寝ていた。これは体に良くなさそうなので、20時以降に食べるのをやめた。

・変化その5:炭水化物と肉を減らす

ネットで調べたところ、炭水化物の取りすぎや肉類の取りすぎも内臓脂肪の一因とのこと。というわけで、いつもコンビニではおにぎり2個がデフォルトだったが1個に減らし、自分で作る時はご飯1合半炊いてたのを1合に減らした。さらに、魚の缶詰を駆使して、平日の時間がない時も魚中心の生活に。

──こうして書き出してみると当たり前のことばかりだが、以上5つに気を使いつつ様子を見たところ……なんと、わずか1週間で早くも体調に変化が

・1週間後

その変化を実感したのは就寝時。これまで私は、1度寝入った後夜中に必ずトイレに起き出していた。だが、トイレで目が覚めることが無くなり朝まで寝られるようになったのである。おかげで目覚めも気持ちいい。何がどうなったのかは知らないが効いてる効いてるー!

・2週間後

そして、2週間ほど経った頃、また変化が現れた。今回も気づいたのは就寝時。以前は仰向けに寝転がると鳩尾(みぞおち)を押されるような違和感を感じていたが、知らないうちにその感覚がなくなっている。これには感動した。っていうか、マジで不健康やったんやな……ワイ。

・3カ月後に健康診断に行ってみた

そんな1つ1つが嬉しくて、あっという間に3カ月が経過。ちなみに、前述の5つのうち、本当に毎日続けることができたのは「毎朝、豆乳と『ガセリ菌SP株ヨーグルト』を飲む」だけ。1カ月を過ぎる頃には、たまに肉を食べたりマクドナルドを食べたり結構ゆるゆるだった。


「完璧」を目指すよりも続けるのが目的だったからである。しかしそれでも、3カ月で体重は66kgから63kgまで減少

目に見えて痩せてきたので、もう一度健康診断を受けたところ、気になる数値は……

78! なんと、最大に内脂肪デブだった頃からγ-GTPが130近く下がっていた。ついにキタァァァアアア!! これには先生も「何をしたの?」とビックリ。私の内脂肪ダイエット法について真剣にメモっていた。あと28下がったら標準値。これからも頑張っていこうと思う。

・総括

数々のダイエットを失敗してきた私だが、今回の内脂肪ダイエットがなぜ成功したのかというと、それはおそらく無理してないから。アボガド、豆腐、サバなど、好きな食品の中から肝臓に良いものをチョイスして食べてたので食事制限も全然苦ではなかった

ダイエットが成功しない人は、まずは、市販のカット野菜で良いので野菜を増やすところから始めてみよう。1週間もすれば変化が実感できるはずだ。それではこれにて! ヴィクトリー!!

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼内脂肪ダイエット中よく食べてたコンビニ飯・野菜スープ系


▼ゆで卵

▼おかずパック

▼サラダ