最近テレビで良く、一般男性が会社に出勤したことが「速報」で流れる。え? 一般男性が会社に出勤しただけで速報扱い? もしかして、何か深い意味があるのではないか? 待てよ、ひょっとして日常に起きる出来事は、速報で伝えるレベルに価値のあることなのではないか?
そう思った私(佐藤)はSNSで自らの日常を速報で伝えてみることにした。すると……、何気ない1日がドラマチックになるだけでなく、カンニング竹山さんさえも驚きをあらわにしたのだ。そんな私のある日の出来事はこうだ。
・午前10時5分 休憩
出社すると、すぐに仕事はしない。まず休憩だ。少なくとも午前中いっぱいは、リフレッシュに使っているくらいだ。すぐに仕事に取り掛かれば良いというものではない。
・午前10時15分 トイレ
集中力は体調の影響を受けやすいだろう。休憩の後はトイレでコンディションを整える。出すもの出さなければ、良いアイディアなど生まれないだろう。
・午前10時30分 寝る
昼寝は集中力を高めるのに効果があるらしい。しかし昼寝ているのでは遅い! ガキの頃から「早く寝なさい!」とみんな言われてきたはずだ。だから、午前中のうちにひと眠り。
・午前10時40分 起きる
寝るといってもあくまで仮眠だ。脳を瞬間的に休める。ダラダラ寝ているヤツに、ロクな仕事ができるか! すぐ寝てすぐ起きる。
・午前11時10分 昼食
早いのは寝るだけじゃない。食事も早く、ささっと済ませてしまうのが仕事人というものだ。チンタラ食ってる場合じゃねえッ!!
・午前11時15分 外出
デスクでジッとしてて、ライターが務まるか? ニュースは自分の足で探す、コレ鉄則。
・午後1時10分 気分転換
時にはカフェでも仕事をする。周りから聞こえる日常会話から、思わぬヒントを得ることも珍しくない。「ひらめき」とは、自発的に生まれるものではない。 “降りてくる” ものなのだ。
・午後1時30分 ミーティング
自分だけの力で、何でもできると思うな。人の力があってこその自分なのである。適度な意見交換は、自分の考えを強化してくれるし、「気づき」を生む機会でもある。どんな意見でも柔軟に取り入れなければ、視野は育まれない。
・午後2時30分 瞑想
良く、「午後になると眠い」なんて言う人がいるけど、眠気を払おうとするから苦しくなる。むしろ、その “まどろみ” を逆手にとって、瞑想してみてはどうだろうか。頭を空っぽにしなければ、新しい知恵なんて生まれないぜ?
・午後3時00分 退社
早く仕事が片付いたら、帰ってしまえ。「プレミアムフライデーは月1回金曜日」だって? 誰がそんなことを決めたんだ。仕事ができるヤツは「プレミアムサーズデイ」だっていいだろ。何なら、毎日午後3時に退社したってかまわない。ただし、結果はちゃんと出せ。
……こんな私の何気ない1日を、SNSで「速報」と銘打って投稿したところ、なんとあのカンニング竹山さんが「マジか!」と驚いてくれた。どうやら、何でもない出来事でも、「速報」と付けるだけでインパクトが違うらしい。みんなも「速報」をつけて投稿しよう~!
参照元:Twitter @takeyama0330
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24