一度でいいから乗ってみたい。そんな車がイタリアの超高級スポーツカー「ランボルギーニ」。名前だけでなくボディーも最高にかっこいいだけに、男ならば憧れる車である。
ただ、ネックとなるのは高額な値段。目ん玉が飛び出るくらい高いので、必然的に手が届かない人の方が多くなる。しかしながら、とんでもない猛者(もさ)がマレーシアにいた! なんとランボルギーニを自作してしまったという。
・紙で作ったランボルギーニ
ランボルギーニをまさかの自作してしまったのは、林兆威さん(26歳)という男性。自作するとは並々ならぬ執念……ていうか、同時に捕まらないのかという疑問も出てくる。しかし、どうやらその心配はないようだ。なぜならば……
自作のランボルギーニはなんと紙でできているのだ。見た目は本物ソックリで金色のボディーもイカしているが、よく見てみると確かに! 言われてみればという感じではあるも、その精巧さに驚かされる。
・イベントに備えて自作
また、内装もバッチリと抜かりなし。遠目から見たら本物と間違えても不思議ではないだろう。ちなみに作った理由は、4月の祝日「清明節」のため。なお、清明節とは元々中国の祝日で、その時期には紙の紙幣を燃やす習慣があるのだとか。
ということは……そう! この紙のランボルギーニも、清明節で燃やされる予定らしいぞ。
余談だが、ガチでランボルギーニを自作すると大変なことになってしまうので注意が必要だ。実際に自作した中国人男性は、あえなく没収。多額の改造費まで水の泡となる羽目になっているから、いくら欲しくても自作はやめておこう。
参照元:Facebook、Sin Chew Daily(中国語)、Mashable(英語)
執筆:原田たかし