1999年に公開された映画『マトリックス』は、主役ネオを演じたキアヌ・リーヴスを押しも押されぬ大スターに伸し上げた大ヒット作だ。
その後、『マトリックス リローデッド』&『マトリックス レボリューションズ』と続編が製作され3部作となったが、そんなシリーズがいよいよ復活するらしいぞ!
・『マトリックス』ってどんな映画!?
本シリーズの主役は、ニューヨークの会社でコンピュータープログラマーとして働くトマス・アンダーソン。彼には裏世界の凄腕ハッカー ‟ネオ” というもう一つの顔があり、ある日彼は、パソコンのスクリーンに現れた奇妙なメッセージに導かれ、謎の美女トリニティと出会う。
彼女の手引きで、電脳世界で伝説と化しているモーフィアスという男と出会い、彼に「この世界は現実ではない」と告げられたネオ。青と赤の錠剤のどちらかを選ぶよう選択を迫られ、電脳の仮想現実世界に足を踏み入れることとなる……というストーリー。
・映画会社がリブートに着手したばかりの状態
オリジナルシリーズを製作したワーナー・ブラザーズが、本作を復活させるべくプロジェクトに着手したと報じられているが、現時点ではほぼ白紙に近い状態のようだ。
オリジナルでは、アンディ&ラリー・ウォシャウスキーが脚本と監督を手掛けたのだが、彼らがリブート版に関わるのかどうかも不明。ちなみにウォシャウスキー兄弟は、その後に性転換手術を受け、それぞれラナとリリーと改名して兄弟ではなく姉妹になっている。
・キアヌはカムバックする!?
気になるのはキアヌがリブートにカムバックするのかどうかだが、オリジナル公開当時35歳だった彼も現在は53歳。それでも、いまだに若々しいキアヌなら主役を張れそうな気もするが、どうやら復活版は、オリジナルの世界観を保ちながらも新しい作品として甦る模様。
主役には、映画『クリード チャンプを継ぐ男』で主役を演じたアフリカ系俳優マイケル・B・ジョーダンの名前が挙がっているとのことだが、リブートについて語るには全てにおいて時期尚早のようだ。
最近のハリウッドはネタが尽きたのか、かつて人気を博した作品のリメイクやリブート版製作が相次ぎ、少々飽和状態気味……。『マトリックス』は筆者の大好きな映画の一つなので、オリジナルのまま手を付けずにいてほしいような、複雑な気持ちになってしまった次第である。
参照元:Facebook @The Matrix、Hollywood Reporter(英語)
執筆:Nekolas
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