2016年4月に再結成を発表し、世界中のロックファンを騒然とさせた米人気ロックバンド、ガンズ・アンド・ローゼズ(以下ガンズ)。2017年1月には24年振りの来日を果たし、会場には彼らの音楽をリアルタイムで聴いて育ったファンが押しかけて、最高の盛り上がりを見せた。
しかし、現代の子供達にしたら「ガンズって誰!?」といった感じであろう。そこで、2000年代生まれの ‟ミレニアム・キッズ” にガンズを聴かせて、どんな反応が返って来るのか試した実験動画を紹介したいと思う。
・現代の子供達に『ガンズ・アンド・ローゼズ』を聞かせたらこうなった!
動画に登場するのは、6歳から13歳までの2000年代生まれのキッズ達で、1987年にリリースされたガンズのアルバム『アペタイト・フォー・ディストラクション』を聴かせる実験がスタート!
まずトップバッターは、バンドの代表曲『ウェルカム・トゥー・ザ・ジャングル』である。印象的なギターリフから始まる曲が流れ始めると、ほとんどのキッズが「この曲聴いたことがある!」とコメント。この曲は映画やドラマ、コマーシャルなどでも良く使用されるので、どこかで耳にしたことがあるのだろう。
・ほとんどのキッズがガンズを気に入る結果に!!
「これは間違いなくロックだな」と言いながらヘッドバンキングをする男の子もいれば、「ボーカルはロン毛の人って感じに聞こえる」との発言も飛び出した。ガンズの激しいロックに抵抗を感じるどころか、かなり気に入った様子である。
そして、お次は『ミスター・ブラウンストーン』で3曲目は『パラダイスシティ』と続き、少しメローな『スウィート・チャイルド・オブ・マイン』へ。最後に『リヴ・アンド・レット・ダイ』が流れ、キッズの1人が口にした「最初は ‟ローズ” といった感じでゆったり曲が始まって、その後に ‟ガンズ(銃)” みたいに爆発する感じがイイ」との批評が言い得て妙だなと感心してしまった。
全体的に、どの曲もほとんどのキッズに好評だった模様だ。
・アクセル&スラッシュの写真に「ヘアスタイルが女の子みたい」
続けて、ボーカルのアクセル・ローズとギタリストのスラッシュの昔の画像を見せると、次のような反応が返って来た。
「やっぱりロン毛だった!」
「今は、こんな恰好している人はいないから時代遅れな感じね」
「カッコいい!」
「なんだか意地悪そう……」
「ヘアスタイルが女の子みたい」
「(その画像で)スラッシュはタバコをくわえてるから、アクセルは好きだけとスラッシュは嫌い。タバコは体に良くないよ」
さすがに、80年代のバンドのヴィジュアルに抵抗を感じてしまったようだが、サウンドは受け入れられたようである。
『アペタイト・フォー・ディストラクション』がリリースされてから30年も経つとは信じられないが、最高にクールなロックサウンドは決して色褪せることがないと言えそうだ。
▼現代キッズに『ガンズ・アンド・ローゼズ』を聴かせたらこうなった!