『HANA-BI』『ソナチネ』『キッズ・リターン』など、北野武監督が手掛けた映画作品は多いが、中でも絶大な人気を誇るのがこれまで2作品が公開された『アウトレイジ』である。圧倒的な暴力描写は “ヤバイ” の一言で、まさにバイオレンス映画の最高傑作と言っても過言ではないだろう。だがしかし……。
そのアウトレイジを凌ぎそうな勢いでバイオレンスなのが、韓国映画『アシュラ』である。日本語字幕付きの予告編動画を見てみると、ヤバい……これはヤバい。暴力に次ぐ暴力は圧巻の一言。“そっち系” が好きな人にはたまらない作品に違いない。
・暴力に次ぐ暴力
既に韓国では公開され、公開初週成績歴代No.1(青少年観覧不可作品において)を記録したというアシュラ。日本では2017年3月4日の公開が予定されている。
物語の内容はというと、架空都市「アンナム市」を舞台に悪徳市長とその悪徳市長に利用される刑事、そして彼らの悪事を暴こうとする検事たちの駆け引きが描かれているという。ありがちといえばありがちなストーリーだが、アシュラの見所はそこではない……。
公開された予告編を見てみると、全体の8割は暴力シーンで構成されており、まさに暴力オンパレードである。肉弾戦はもちろんこと、銃撃戦・カーチェイス・拷問・斧、極めつけは「タバコをこめかみにジューーッ!」なんてシーンもあるから恐ろしい。
・市長がマジ悪そう
特に圧倒的な存在感を放っているのが “悪徳市長” で、一瞬で「こいつ絶対に悪いヤツだわ」と確信する悪のオーラをプンプンと漂わせている。物語の結末はわからないが、おそらくロクな死に方はしない……ハズだ。
好き嫌いは分かれるが、好きな人はとことん好きなバイオレンス映画。予告編を見る限り『アシュラ』はバイオレンスな予感しかしないので、気になる人はチェックしてみてはいかがだろうか?
▼バイオレンスすぎる。
https://www.youtube.com/watch?v=PQioVYxhvEc