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オフシーズンであるこの時期も、プロ野球ファンはそれなりに忙しい。応援しているチームの情報収集に励み、ライバルチームの戦力分析にいそしむ。試合という現実がないため「こうすれば優勝できるハズ」と妄想できるのも、この時期ならではの楽しみ方だ。

来季をシュミレーションする上で大切なのが「新戦力」で、中でも助っ人外国人選手にかかる期待は大きい。しかし、キャリアの長いプロ野球ファンだと「あ、こいつはダメっぽいな」という助っ人の特徴がなんとなくわかるもの。今回はプロ野球ファン歴20年オーバーの記者が、その特徴を5つ挙げてみたのでご覧いただきたい。

・特徴その1:「シュアなバッティング」

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“シュアなバッティング” といえば聞こえはいいが、要するにパワーのない非力な選手だとしか思えない。チーム事情にもよるが、やはり外国人選手は大砲として期待してしまうため、「シュアなバッティング」と言われるとイヤな予感がする。

・特徴その2:「内外野どこでもこなすユーティリティプレイヤー」

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極端にいえば「内外野どこでもこなすユーティリティプレイヤー」とは、これと言った特徴のない選手のことを指す。さらに言うと、本当に内外野をこなせるユーティリティプレイヤーだったケースは非常に稀だ。これも嫌な予感がする代表的なフレーズである。

・特徴その3:「当たれば飛ぶ」

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パワー対パワーの真っ向勝負が多いメジャーリーグなどと比べ、日本で活躍するには変化球や小技などに対応する緻密さが求められる。「当たれば飛ぶ」は「三振がメチャメチャ多い」と同義語、もしくは「穴が大きい」と言い換えてもおかしくない。

・特徴その4:「名前がしっくりこない」

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後付けになるかもしれないが、かの「ランディ・バース」しかり、「ラルフ・ブライアント」しかり、活躍する外国人選手は名前が強そうもしくはしっくり来る。当時の日本記録となる55本塁打を記録した「アレックス・カブレラ」も、日本記録を塗り替えた「ウラディミール・バレンティン」も、いかにも打ちそうな名前ではないか。

もちろん名前負けするパターンもあるが、そもそも名前がしっくり来ない外国人選手が活躍することは難しい。記者はロッテファンなのだが「チェイス・ランビン」と「ランディー・レディ(登録名:スパイク)」は名前を見た瞬間 “ダメっぽいな” と絶望した。

・特徴その5:「オープン戦で打ちまくる」

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喜ばしい反面、不安になるのがこのパターンである。最初は「イケるやん!」と嬉しくなるのだが、あまりにも打ち過ぎると「シーズンに取っておけよ……」「さては泳がされてるだけ?」とネガティブになってしまう。不安をよそに活躍する場合もあるが「オープン戦だけだった」という選手は意外と多い。

──ざっと以上である! もちろん、名前がしっくり来なくても活躍する選手はいるし、「当たれば飛ぶ」と言われていた選手が高打率を記録することもあるから、参考程度に眺めていただければ幸いだ。ただ、それなりにキャリアのあるプロ野球ファンならば、共感いただける部分も多いのではないだろうか?

キャンプ突入まで1カ月、シーズン開幕まで3カ月を切った。2017年も熱い戦いが繰り広げられるであろうプロ野球・ペナントレースを楽しみに待ちたい。

執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.