いよいよ今週末の2017年3月31日、プロ野球ペナントレースが開幕する。2016年は広島東洋カープが25年振りのリーグ制覇、パ・リーグに目を移せば “大谷翔平旋風” が吹き荒れたが、果たして今シーズンはどんなドラマが待っているのだろうか?

以前の記事でお伝えしたが、キャリアの長いプロ野球ファンになると、助っ人外国人の名前を聞いただけで「活躍しそうか? しなさそうか?」なんとなくわかるもの。今回は名前を聞いただけでイヤな予感がした『変わった名前の助っ人外国人』TOP20をお届けしよう。

・実際の成績は無関係

最初に断わっておくが、今回のランキングは名前を聞いた瞬間「活躍できなそうだな」……と予感したものであって、実際の成績は関係ない。中には球史に名を残す大物選手もランクインしているが、あくまで “名前の響き” だけを考慮した結果となっている。

また、個人のチョイスなので異論は大いに認める。往年の名選手や迷選手? たちに思いを馳せながらご覧いただければ幸いだ。それでは20位から1位まで一気にどうぞ!

・活躍できない予感がプンプンした『変わった名前の助っ人外国人』TOP20

第20位: オビスポ(ウィルフィン・オビスポ)巨人
第19位: ブーチェック(クリス・ブーチェック)横浜
第18位: パリッシュ(ラリー・パリッシュ)ヤクルトなど
第17位: タラスコ(トニー・タラスコ)阪神
第16位: マント(ジェフ・マント)巨人
第15位: メンチ(ケビン・メンチ)阪神
第14位: インカビリア(ピート・インカビリア)ロッテ
第13位: ケッペル(ボビー・ケッペル)日ハム
第12位: マッキントッシュ(ティム・マッキントッシュ)日ハム
第11位: ラジオ(ブレイディー・ラジオ)ダイエーなど
第10位: ボニチ(ジェームス・ボニチ)オリックス
第9位: ムートン(ライル・ムートン)ヤクルト
第8位: ポゾ(アルキメデス・ポゾ)横浜
第7位: パチョレック(ジム・パチョレック)大洋
第6位: ペニー(ブラッド・ペニー)ソフトバンク
第5位: レモン(ドナルド・レモン)ヤクルト
第4位: エチェバリア(エンジェル・エチェバリア)日ハム
第3位: ミセリ(ダン・ミセリ)巨人
第2位: アイケルバーガー(ホアン・アイケルバーガー)ヤクルト
第1位: ポンセ(カルロス・ポンセ)大洋

──以上である! ファンならばご存じの通り「ポンセ」や「パチョレック」は大活躍した選手だ。なので「別に変わってなくない?」と思うかもしれないが、冷静に考えて欲しい……ポンセとパチョレックだぜ? 先入観無しで聞けば、普通に考えて活躍しない選手の名前である。

・監督も認めた珍名

また、2位の「アイケルバーガー」は、当時ヤクルトの監督を務めていた関根潤三が「名前が面白くて獲った」と発言していることでも有名だ。その他「ムートン」のフワフワ感や、「レモン」の柑橘感は、残念ながら活躍を見込めなさそうな名前といえるだろう。

なお、今シーズンからプレイする新助っ人の中では、ヤクルトの「ディーン・グリーン」から地雷臭がする。とはいえ、ポンセやパチョレックの例もあるように、活躍するかしないかは名前では決まらない。新助っ人外国人にも注目してシーズンを楽しもう。

執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.