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2016年12月19日、ついにペヤング『パクチーMAXやきそば』が発売となった。パクチー大好き、通称 “パクチニスト” たちが熱い視線を送る商品を、自称・黒帯パクチニストである記者がさっそく食べてみたぞ。

今回は結果から申し上げてしまおう……。一言でいえば、惜しい。とてつもなく惜しい。なぜこの味になったのか、記者には開発した人の気持ちが痛いほどよくわかる。以下でその理由を説明しよう。

・MAXシリーズ第3弾

ペヤング『パクチーMAXやきそば』は、「にんにくMAX」「わかめMAX」に続く、ペヤングMAXシリーズの第3弾商品である。コンビニやスーパーで販売されており、記者は税込195円で購入した。

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パッケージを埋め尽くすほどのパクチー柄、そして何よりこれまでの実績からしてMAXシリーズにハズレはない。膨れ上がる期待を胸にパクチーMAXやきそばを開封すると、うむ……! かやくはパクチーのみ、しかもかなりの量が入っているではないか。これは期待できそうだ……!!

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・事務所がザワつくほどのパクチー臭

作り方は通常のペヤングと同じで、お湯を入れて3分待ち、湯切り後にソースを絡めれば完成だ。その香りはまさにパクチーMAX! 事務所の中がザワつくほど、パクチーの香りが辺りを支配した。ええでええで、ここまではとってもええで!! ウキウキしつつ、豪快に口に運ぶと……!

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うーん? うーん? アレレ? あ、後味は確かにパクチーだ。パクチーMAXだ。しかし、やきそばの味自体がかなりシンプルな塩味で、旨味やパンチ力にはやや欠ける。むむむ……。確かにパクチーを強く感じられるやきそばではあるが、単純なウマさで言うと、正直いつものペヤングの方が遥かにウマい……。

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おそらく開発した人は、パクチーを立てることを第1に考えたのだろう。そういう意味では目的を達成している。しかしパクチーは油系の調味料、例えばソースなどと混ざると一気に影が薄くなってしまう。きっと「味と香り」もっと言えば「ペヤングとパクチー」を両立させられないジレンマがあったに違いない。

・パクチーを立てたため、味にパンチがない

「ペヤング」の名を背負う以上はもっとパンチを出したかったハズだが、今回はあくまでパクチーMAX……。という意味でこの仕上がりになったのだろうが、味としてはいかんせんシンプルすぎ、パンチ力に欠けると言わざるを得ない。わかる……わかるんだけどね!

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というわけで冒頭でもお伝えした通り、ペヤング『パクチーMAXやきそば』は個人的に実に惜しい仕上がりであった。ただし、パクチーMAXの名に偽りは無いから、パクチニストたちはぜひチェックしてくれよな!

参考リンク:まるか食品
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼やきそばの中身。
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▼パクチーの量で、まるか食品の気合いがわかる。
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▼パクチーが苦手な人は、近づけるだけでしかめっ面になるほどのパクチー。
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▼ただ正直、いつものペヤングの方がウマい。わかる、わかるよ、その気持ち。

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パクチーマックス!

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