ソフトバンクの「Pepper」やシャープの「RoBoHoN」などのロボットが発売されて話題となっている昨今。それらのロボットは多くの機能を搭載してはいるが、まだまだ “歩く” という点に関しては発展途上なのが現状だ。
その一方で、歩くことにかけては世界一とも言える米国の二足歩行ロボット「アトラス(Atlas)」がさらに進化していた。今回は、驚くべきバランス感覚を身につけたその様子を動画でご覧いただきたい。
・安定しない足場の上をバランスを取りながら歩行
以前から話題となっているBoston Dynamics社が開発したヒューマノイドロボット、アトラスを改良したのはフロリダ大学の機械認知研究所「IHMC・ロボティックス」だ。
改良の内容は、以前からバランスコントロールに優れていたアトラスを、斜めになったブロックなど、安定しない足場の上でもバランスを取りながら歩けるようにしたというもの。
・“歩く” という点では必要十分な性能
動画でその様子を確認すると……用心深く足元を確認しながら歩くその姿は、まるで人間のようにしか見えないぞ! もう “歩く” という点では必要十分といえる性能ではないだろうか。
きっといつか、アトラスのような歩行性能に優れたロボットが市販化されるに違いない。この動画を見ていると、その日が待ち遠しくなるばかりだ。
▼歩行シーンが始まるのは1分あたりから