今回のご相談は、「復縁」に関するお悩みです。と言っても、復縁希望ではなく、ご本人には復縁の意志はないとのこと。別れたカノジョの方が、熱心に復縁を迫っているご様子……。問題なのは、「熱心に」という部分です。熱心すぎる復縁要請に、だいぶ困ってらっしゃるとのこと。クリスマス前に、さっさとケリをつけたいところですね。
・ご相談内容(28歳・男性)
「4年9カ月付き合った女性と別れました。最初のうちはカノジョ本人から、『考え直してほしい』というLINEや電話がバンバン来ました。ここまでは想定内です。俺が復縁を頑なに拒否すると、今度はカノジョの母親から、『娘の件、考え直してほしい』と、LINEや電話がバンバン来るようになりました。
カノジョの母親とは、何度も会っているので、ここまでもまぁ想定内です。それでも俺が復縁を頑なに拒否し続けていると、なんと今度は、カノジョが俺と付き合う前の元カレからLINEや電話がバンバン来るようになりました」
・親からの復縁要請時点でかなりヤバい!
お付き合いの期間が「4年9カ月」とのこと……。もしかすると結婚の話題も出ていたのでしょうか? だとするならば、お母様からの復縁要請もありえる話です。……と、書きたいところですが、筆者の価値観では、どう考えてもおかしい!
これがすでに結婚していて、離婚話に親が介入してくるというなら、腑に落ちます。しかし、お2人はまだ結婚前だったのですから、交際の継続云々は当人同士だけの問題!
別れて正解だったかもしれません。このまま結婚していたら、何かあるごとに、親が介入してきたでしょうから。
・元カレが引き受けたことにビックリ仰天!
さらにアンビリーバボーなのは、元カレからも復縁要請されているとのこと。いま現在は、お互いに良き友人関係なのかもしれませんが、それにしたってフクザツですよね。元カレも、よくもまぁ引き受けたなぁと、ある意味感心しております。
我が身に置き換えると、昔付き合っていたオトコから、「カノジョに振られたよぅ。復縁したいって、ミカコ(筆者の名です)からも頼んでくれよぅ」なんて言われたら……。筆者だったら絶対に断りますけどね。
・次なる刺客に乞うご期待!?
次は、どのような登場人物が現れるのか、なんだかワクワクしてきました。「女友達」だと普通すぎるので、筆者の予想としては、「会社の上司」あたりかなぁと。「我が社のA子クンが、キミにフラれたために、仕事中うわの空で困っている。なんとか復縁してやってくれないかね?」……。いや、さすがにこれはないか。
・目には目を歯には歯を
こちらも「代理人」を立てるやり方はいかがでしょうか。まずはお父様に、「うちの息子に、復縁の意志はない!」と、ガツンと言ってもらいましょう。次は、過去にお付き合いがあった女性にお願いしましょう。
カノジョはおそらく、あなたとの復縁を夢見るあまり、自分の行動が客観視できていないのだと思います。「キミの行動って、かなりアンビリーバボーだぜ」と、言葉で説明したところで、いまのカノジョには響かないでしょう。だったら、不本意ですが、同じ目に遭って頂くことで、気付いてもらうしかないのです。
LINEブロックやケータイの着信拒否、もしくは「新しいカノジョができた」など、スタンダードな回避方法では、太刀打ちできない気がするので、多少の荒療治が必要と思った次第です。
コラムニスト:菊池美佳子
Photo:Rocketnews24