現在ハリウッドでは、来年2月に開催されるアカデミー賞に向けて、続々と芸術性の高い映画や注目作の予告編が公開されている。
そんななか、『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役で大ブレイクした、エマ・ワトソンが主演する実写版『美女と野獣』の予告編が公開! その完成度の高さが大きな話題を集め、あの『スター・ウォーズ』を破り、「24時間で最も再生された予告編」の記録を更新してしまったというのだ!!
・実写版『美女と野獣』の予告編が公開!
実写版『美女と野獣』は、1991年に公開されたディズニーアニメ映画『美女と野獣』を下敷きにした作品だ。2016年5月に、実写版のティーザー予告編がお披露目になった際は、ほとんど映画の詳細は明かされずに終わっていた。だが今回の予告編は、ティーザーには登場しなかった野獣も姿を見せ、主人公ベルとの関係を垣間見せてくれるのだ。
本作のストーリーは、父の身代わりとなったベルが、魔女の呪いで野獣の姿になった王子の城に幽閉され、次第に野獣と心を通わせ、愛の奇跡が起こるというファンタジー・ロマンスだ。
・予告編を見る限り、かなり仕上がりに期待が持てそう!
オリジナル版はアニメ作品として、初のアカデミー賞作品賞にノミネートされる快挙を果たしただけに、実写版がどんな出来栄えになるのか、業界やファンから大きな期待がかかっていた。
予告編を見る限り、その舞台美術の美しさとやり過ぎていない特殊効果、ベルが黄色のドレスを着て野獣とダンスを踊る有名なシーンといい、良質のファンタジー・ミュージカル映画に仕上がっていると言えそうだ。
・‟24時間で最も再生された予告編” の記録を達成!!
そして、予告編が公開されるやいなや、たった24時間で、FacebookやTwitterなどSNS上で公開されたものを合計すると、再生回数が1億2760万回を記録!
この数字は、2015年に公開された『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』の予告編の再生回数1億1200万回を上回る数字で、どれだけ、『美女と野獣』の注目度が高いかが分かるのではないだろうか。
とにかく、美しく気品あふれるエマ・ワトソンがベルのイメージにピッタリで、否が上にも期待が高まってしまう。また、初めて本格的にミュージカルに挑戦する彼女が、どんな歌声を披露してくれるのかも楽しみだ。本作の日本公開日は、2017年4月21日を予定している。
参照元:YouTube、The guardian、Mashable(英語)
執筆:Nekolas
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