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五感を使って現実と変わらないようなリアルさを作り出す技術・バーチャルリアリティー。アニメ『攻殻機動隊』などのSFでは、もはやお馴染みの技術だ。先日発売された家庭用ゲーム機「プレイステーションVR」はこの機能を全面に押し出しており、無限大に広がる可能性に胸をトキめかせた人も多いだろう。未来キター!

そんな中、2016年10月20日、任天堂の次世代ゲーム機「Nintendo Switch」の動画が YouTube に公開されネットが騒然としている。プレイステーションVRとは真逆とも言える方向性に意見が真っ二つに別れているのだ。さて、あなたは任天堂派? それともVR派?

・Nintendo Switchの特徴

動画を見てみると、家庭のテレビで『ゼルダの伝説』をプレイしている男性が映し出される。そして男性がテレビの前に置かれた小さい機器にコントローラーをセットしたところ、プレイ画面がその機器に移行。なんと持ち運び可能なゲーム機へと早変わりする。

どうやら、この “手軽に外に持ち出せる機能” が、Nintendo Switchの売りの1つのようである。なお、あくまで今回の動画は『Nintendo Switch』の1側面を伝えたものに過ぎず、まだまだ未知の部分は多い。この動画についてのネットの声は以下の通りだ。

・ネットの声

「VRなんかより普通にほしい」
「Nintendoswitchめっちゃ欲しいじゃんPSVRの100倍欲しいわ」
「Nintendo Switchすげえ納得感のある製品。コンセプトが明確」
「ソフト次第だけどPSVRよりNintendo Switchを先に買っちゃいそう」
「PSVRはちゃんと遊べるゲーム出たら購入の可能性出て来るけどNintendoSwitchは現時点で欲しいと思ってしまった」

プレイステーションVRと比べても欲しいという声が多い。だが、その一方では真逆の声もあった。

「Nintendo SwitchよりPSVR欲しい」
「それよりやっぱりPSVR欲しいー」
「PSVRの方が欲しい」
「結論:PSVR欲しい」
「でもやっぱNintendoSwitchよりPSVR欲しい感ある」

……といったように意見は真っ二つ。個人的には、プレイステーションVRの未来感や可能性にやはり心惹かれてしまう。だがしかし、どちらを欲しいと思うかはゲームに何を求めているかが大きい気がした。

・方向性の違いが生んだ次世代バトル

今回の任天堂の方向性は、『ポケモンGO』や『スマッシュブラザーズ』のように、みんなでワイワイ楽しむことや外に出ることを主眼に据えていることは明らか。

対してプレイステーションVRは、完全に1人の世界を充実させるためにある。このバトルの勝敗は、時代感そのものであるような気がする。リア充 vs 非リア充……さて、勝つのはどちらなのか。この闘いから目が離せない。

参照元:YouTube
執筆:中澤星児

▼任天堂は目線が “外” に向いているように感じた

▼プレイステーションVRは1人を充実させる方向