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シェーキーズ。この言葉を聞いて懐かしい気持ちになる人は多いことだろう。そう、コスパ最強ピザ食べ放題店「シェーキーズ」のことである。1973年に日本に上陸して以来、40年以上も愛される同店は、一時より規模が縮小しているものの、現在国内に22店舗を展開している。

そんなシェーキーズを、以前「デブの日」の記事でご紹介した。「デブとか言っちゃって悪かったかな……」と内心ハラハラしていたが、なんとシェーキーズから「良かったら厨房の見学に来て下さい」とお誘いが! マジか!! なんて心が広いんだシェーキーズッ!!

・シェーキーズとは?

まずはシェーキーズについてざっとおさらいしよう。前述の通り「ピザ食べ放題」が目玉のシェーキーズ。一昔前はランチ時のみ食べ放題であったが、現在ではディナータイムまでぶっ通しの食べ放題店へと生まれ変わった。

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その魅力を一言で語るのは難しいが、とにかくコスパが抜群にいい。常時10種類以上の焼き立てピザやパスタ、さらにはカレー・サラダ・ドリンクバーなどが、たったの1130円で食べ放題とは、シェーキーズよりコスパのいい食べ放題店を探す方が難しいだろう。

・フライドポテトは日本一ウマい

そんなシェーキーズで忘れてならないのは、個人的に日本一ウマいと確信しているフライドポテト。厨房を見学させてもらえるなら、絶対にフライドポテトの作り方が知りたい! というわけで、シェーキーズ吉祥寺店にて潜入取材を試みることとなった。

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厨房を案内してくれたのは、広報担当者とエリアマネージャーの2名。まずはピザ生地作りを見学させてもらうと……冷凍じゃないのか! なんと巨大な生地をこれまた巨大なマシーンで伸ばし、ひたすら手作業でピザ生地を作っていた。言っちゃあ何だが、超アナログだぜ……!

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エリアマネージャーいわく「これがコスト的に一番安く抑えられて美味しいんです」とのこと。「ピザ食べ方放題ってあんまりないでしょ? それは採算が合わないからなんですよ」とも話してくれたが、確かにここまでやらないとシェーキーズ価格にはならないのだろう。

・生のじゃがいもを使用

そしていよいよ日本一ウマいフライドポテト作りを見学。使うのはもちろん冷凍じゃなく、生のじゃがいもだ。専用のごついカッターでじゃがいもをスライスしたら “あの激ウマ粉” をまぶしていく。この粉は日本上陸以来 守られてきた門外不出のシーズニングで、レシピは極秘扱いらしい。

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じゃがいもに粉が馴染んだら、1台ウン百万円するという「圧力式フライヤー」でじゃがいもを揚げていく。生のじゃがいもは火が通りにくいため、圧力式でさえも約6分かかるという。冷凍なら普通のフライヤーで2分ほどだから、手間のかけ方が全然違うといえるだろう。

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・ウマすぎて泣けてきた

「揚げたては食べられないですよ」と言われたが、ここぞとばかりに口に運ぶと、確かに熱すぎて味がわからない。……が、3分ほど待ってから食べたフライドポテトはマジで至高中の至高。こんなにウマいフライドポテトは、たぶん世の中に存在しない。そう断言できるほど激ウマだった。

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その他、ピザに使うチーズも店内で削っているなど、想像より遥かに手作り感満載だったシェーキーズ。この企業努力こそが圧倒的なコスパを生み出しているのだろう。シェーキーズから足が遠のいてしまっている人にこそ、一度足を運んでいただきたい。きっと感動する何かが待っているハズだ。

取材協力:シェーキーズ
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼これがポテト専用カッター。
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▼あの分厚いサイズにカットできる。
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▼こちらが圧力式フライヤー。というか、揚げ物に圧力式があるとは知らなかった。
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▼あの粉! ご飯にかけて食べたい!!
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▼激ウマすぎて泣けてきた。
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▼なんとピザ生地も手作りだった。
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▼チーズも巨大なかたまりを削っているらしい。
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▼多い日には1日500枚焼くとのこと。生地作り超大変そう。
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▼時間無制限食べ放題で1130円って……マジでコスパ良すぎる。なお、店舗により多少価格に違いがあるぞ。
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▼最近行ってない人こそ、ぜひ足を運んでほしい! シェーキーズのフライドポテトは日本一ィィィイイイイ!!