漫画のキャラクターや、パッと見で読めないような当て字、さらには外国人風の名前を無理矢理漢字に当てはめた、いわゆるキラキラネーム。記者が学生時代の恩師に聞いたところでは、「本当に読めない名前が増えたよ」とのことである。
何かと話題になりやすいキラキラネームだが、今回は記者の実体験に基づいて「こんな場合はキラキラネームの話題禁止!」という話をお伝えしたい。“死ぬほど気まずい雰囲気” を回避したい人は、ぜひご一読いただきたい。
・キラキラネームは増えている?
もはや『キラキラネーム』というワードが一般的な世の中だから、普通に考えれば「うちの子にはキラキラネームは付けないぞ」という人が増え、キラキラネーム人口は減っていくハズである。だが恩師によると実際は、キラキラネームの数は増えているようだ。
この理由として、一昔前なら「キラキラネームだったけど、今は何とかなっている名前」があることが挙げられる。例えば記者は違和感がないが「アンナ」も30年ほど前は、人によってはキラキラっぽい名前に受け取られたという。
・危険なシチュエーション
そして何より「キラキラネームの境界線が人によって違う」ことが最大の原因であろう。そう、この価値観の違いが超クセモノで、知らず知らずのうちに “キラキラ爆弾” が潜んでいるのだ。
まず「子供がいて」「そこまで親しくない知人」とは、キラキラネームの話題は避けた方が無難である。絶対にキラキラネームの話をしてはいけないのは “同窓会” で、久々に会う友人に子供が出来ていることも多いことだろう。それでも名前の話は絶対にしない方がイイ。
・誰かが悪いわけではない
記者は一度、悪気なく「男? 女?」「いくつ?」……の後に「名前は?」と聞いて絶句してしまった。ここでは名前は伏せるが、その場が一瞬にして凍りついたことだけは鮮明に覚えている。
ただ、本人(親)は1ミリもキラキラネームだとは思っていない場合がほとんどだ。これは記者と友人の価値観の違いであり、良い悪いの話ではない。例えば「ピカチュウ」や「ラブホ」「ルパン」ならば自覚もあるだろうが、外国人風などの微妙なラインは厄介である。
・名前の話題も避けた方がイイ
仲が良ければ問題はない。友人の子供に「ハルヒ」と「ダイヤ」がいるが、記者からすればバリバリのキラキラネームだ。会うたびに「お前んとこ超キラキラだな!」とツッコめるくらいの関係性が築けてればいいが、子供がいてそこまで親しくない知人とは、キラキラネームどころか「名前の話題」もしない方がいいだろう。
歳を重ねれば、久々に会う友人がパパやママになっていることが多い。ついつい会話の流れで子供の話になることも多いハズだが、「性別」「年齢」までは聞いても「名前」の話題は避けた方が無難である。もう1回言うけど、キラキラ爆弾はどこに潜んでいるのかわからないのだ。
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼久々に会う友達がいても、「子供の名前」の話題はしない方がいいぞ。