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「待ちきれなくてごめんね」「出会った頃に戻りたい」「恋するように愛したい」「ずっと君を待っていた」……映画のタイトルか何かかしら? いやいや実はこれ “ポポロヒロバ” というカフェのメニュー名なのだ。マジか! ドリーミーすぎて、どんなものが出てくるのか全くわからんじゃないか。

なんでも店主が直々にネーミングしているらしいが、どうしてそうなったのか。これは実際に注文して、完成品を自分の目で確かめてみるしかない! ということで、さっそく行ってみたぞ。

・衝撃的なメニューの数々

京都は伏見にある老舗カフェ “ポポロヒロバ” 。龍谷大学の近くだからか学生さんらしき姿もチラホラする、和やかで落ち着いた雰囲気のお店だ。そんな中、お客さんがクスリと笑いながら、時には真剣な面持ちで見つめているのはメニュー表。記者も実際にメニューを手に取り、のぞいてみると「……?」

何を表現しているのか全く想像できない謎ネーミングのメニューがずらり。「クララが立った!」だの「今日は帰りたくない」だの、一体全体なんのこっちゃ。メニューと言えば、見た瞬間に大体どんなものが提供されるか予想がつくことが大事だろうに。ごちゃごちゃ考えていても仕方がないので、とりあえず注文してみた。

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・「みなしごハッチの大冒険」の正体はパンケーキだった

頼んでみたのは「みなしごハッチの大冒険」。説明書きによるとパンケーキらしいが、詳細は不明だ。どんなものが来るのか、ワクワクしながら待つこと数分。キター! あつあつパンケーキの登場だ。2段構成になっていて、間にはバナナとクリームが挟まれている。上にはアイスクリームとウエハース、ブルーベリー。

そしてポイントは、たっぷりと振掛けられたハチミツだ。なるほど、みなしごハッチ(蜂)だもんね。ブスリと刺さった2本のウエハースはもしかして、触覚か羽を表しているのだろうか。生地はフンワリしつつ表面がパリッとしていて美味しい。ネーミングほどの奇想天外さはなく、上品な味わいなので安心してほしい。

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店主が「食べものにもストーリーが大事」と名付け始めたらしい。メニュー名が面白すぎて、なかなか注文を決められないお客さんも多いのだとか。そりゃそうだ、これは眺めてるだけで楽しいもん! カフェメニュー以外には、学生の懐と胃袋に優しいガッツリ系食事メニューが多い。ランチにお茶に、色んな使い方ができそうだぞ。

・今回ご紹介した店舗の詳細データ

店名 ポポロヒロバ
住所 京都市伏見区深草飯食町839-4
時間 11:00〜22:00(L/O21:30)
定休日 木曜日

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼とにかく「?」なメニューがずらり

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▼はちみつたっぷりな「みなしごハッチの大冒険」

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▼クリームソーダも懐かしい味がして美味しかった

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▼今度は違うメニューに挑戦してみよう! 

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