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ガスト、バーミヤン、ジョナサンなどなど、全国にレストランを数多く展開する「すかいらーく」。「すかいらーく」といえばファミレスのイメージがあるが、実はオシャレなカフェも出しちゃっているのだ。あなたは知っているだろうか?

知らないのも無理もない。「むさしの森珈琲」というあまり聞き慣れない名前のそのカフェは、全国に5店舗のみ。東京にも1店舗しかないのだ。ではなぜこんな話をするのかというと、今後キそうな予感がビンビンするからである。ぜひ覚えておいていただきたい。特にパンケーキがスっゴイんだよ!

・ガストの兄弟?

まずは簡単に説明しよう。すかいらーくの完全子会社であるニラックス。そのニラックスが経営しているのが、今回の主役「むさしの森珈琲」である。つまり、「むさしの森珈琲」もすかいらーくグループの中の1店であり、ガストやバーミヤンの兄弟というわけ。アンダスタン?

・東京に1店しかない店舗に行ってきた

この「むさしの森珈琲」、東京、埼玉、富山に1店ずつ、神奈川に2店と、全国でも5店舗しかないレアなカフェなのだ(2016年12月5日現在)。初めて聞いたという人も多いのでは? さて、前置きが長くなったが、今回私(あひるねこ)は東京・杉並区にある杉並井草店に行ってきたのでお伝えしちゃおう。

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オシャレながらも温かいイメージの店内は、スペースもゆったりしていてくつろげる。ソファーが大きいのがさらにグゥ~。都心の某スタバだとこうもいかないのだよ。完全禁煙なのも個人的には嬉しいが(喫煙スペースあり)、こちらの “あるメニュー” がスゴイらしいのだ。

・名物のパンケーキ

そのメニューとは、パンケーキである。お店の公式HPでも「むさしの森珈琲でしか味わえない」と、自らハードルを上げていくスタイルで絶賛激推し中。そこまで言うなら乗ってやろうじゃんということで、1番豪華な『シーゾナルフルーツ 蜂蜜入りメイプルシロップ添え(税抜1280円)』を注文してみた。

・こだわりの1品

すると、「メレンゲを立てて焼くため20分ほどかかる」と店員さん。チェーン店なのにけっこう本格的だな。ではコーヒーを飲んで待つとしよう。食事・デザートを頼むと、本来400円のコーヒーが300円で頼めるのだ(共に税抜価格)。ガストのドリンクバーよりもウマいぞ、当然だが。

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しばらくすると、いよいよパンケーキ降臨! ていうか豪華だなコレ!! パンケーキは2枚、皿半分にはフルーツがたっぷり盛り付けられており、しかも2種類のアイスまで付いている。これがラグジュアリーというやつなのか。しかし、やはり気になるのはパンケーキだ。

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・驚きの感触

見た目も、一般的なパンケーキよりふんわりしていて丸みを帯びている。食べる前から柔らかいのが伝わるかのようなルックスではないか。さっそくメイプルシロップをかけナイフを入れようとしたところ、その異様な感触にびびりまくってしまった! いや、これは誰でもびびるって。

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そう、パンケーキを切った感触が全然ないのだ。スルっとナイフが表面に吸い込まれるようで、プリンでも切っているみたい。フワフワというか、もはや雲かよ。そして食べるとさらにびっくり。口に入れた次の瞬間、なんと消えてしまったのだ。一体何が起きたというのか。

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・雪のよう

バターの余韻を残しながら、口の中でまるで雪のように甘く消えてしまうパンケーキ。粉ァァァァァ雪ィィィィイイ! ねえ、と店内で歌い出してしまいそうな衝撃である。こりゃお店が謳(うた)う「ふわっとろ」という表現を超えてしまっているぞ。ぜひ一度体験してみてほしい。

・すかいらーく感あるね

と、割と好意的に紹介しておいてなんだが、私はオシャレなカフェがあまり好きではない。特に「カフェ飯」なんて、しゃらくさいの極みである。しかし、こちらのフードメニューは すかいらーく系列だけあってなかなかガッツリしており、好印象であったことも併せてお伝えしておこう。

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・本日のまとめ

いかがだっただろうか。「むさしの森珈琲」、キそうな予感がしてこないか。もしキた場合に備え、これだけは覚えておいてくれ。パンケーキはマスト! 繰り返す、パンケーキはマストだ!! 以上、本日の授業を終了とする。ではみなさん、さようなら。

参考リンク:むさしの森珈琲
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

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▼口の中でまるで雪のように甘く消えてしまうパンケーキ
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▼『ロコモコプレート TERIYAKIソース(税抜1080円)』
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