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なぜスポーツで感動が生まれるのか。それはお互いが尊重し合い、フェアプレーの精神に則って全力プレーをするからだ。勝負事なので勝敗は決まるが、そのプロセスがあるからこそ観戦する側は胸を打たれる。

とはいえ、時に悪質なプレーが生まれてしまうのも悲しい事実。どんな理由であれ決して一線を越えていけないが、2016年4月7日に行われたアメリカの女子サッカーで残念な光景が撮影された。

・アメリカで行われた試合

信じられないようなラフプレーがあったのは、パインクレスト高校(白)vs パインフォレスト高校(黒)の試合。その終了間際、パインクレスト高校がラストプレーで相手ゴールへ迫った時のことだった。

・超悪質なラフプレー

一体、何があったのか。動画「Pinecrest vs Pine Forest Womens Soccer」を再生したところ、パインクレスト高校のFWがディフェンスの裏へ飛び出すシーンを確認できる。ゴールキーパーと1 vs 1になるため、パインクレスト高校が得点の大チャンスを迎える。もはや「1点やむなし」といった状況だが……

その直後に事件が勃発! なんとゴールキーパーはプロレスのような体当たりでFWに突進! 倒されたFWは脳震盪を起こしてその場にうずくまり、とても直視できないような状態となってしまった。

・出場停止の処分

試合に負けたくないという気持ちはわかるが、スポーツをする以上は何をやっても勝てばいいという訳ではない。今回のラフプレーも相手の選手生命を脅かす危険性があったのは明らかだ。

相手を思いやることができない選手はプレーする資格なし。このゴールキーパーには2試合の出場停止が課せられたというが、自分の過ちをしっかりと見つめ直して欲しいものである。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし