『ファミコンロッキー』という漫画をご存知だろうか。『ファミコンロッキー』はタイトルの「ファミコン」が示すとおり、ファミコンブーム真っ只中の1985年から1987年まで小学館のコロコロコミックに連載されていた伝説の漫画だ。

その『ファミコンロッキー』仕様のファミコンカセットをGETした。ファミコン世代&当時のコロコロコミック読者には感涙モノの一品に仕上がっているので紹介したい!

・ファミコンロッキー原画展の特別企画

ファミコンロッキーの作者、あさいもとゆき先生が2016年の2月にファミコンロッキーの原画展を開かれた。その際に特別企画としてさまざまなグッズを販売されたのだが、グッズの中にファミコン世代&コロコロ読者だった当時の子どもたちの心をギュッと掴んで離さなかったものがある。

そのグッズが「サイン入りファミコン本体」と「サイン入りファミコンカセット」。特にファミコンカセットは「ファミコンロッキー」の印象的な一コマをカセットに直筆で描いていただけるということで予約の段階からテンションが上がっていた人は多いはずだ。

描いていただける一コマは、ファミコンロッキーの特徴の一つ「本来は存在しない裏技やテクニック」だったからだ。この漫画に出てくる裏技やテクニックは実際の製品では再現できないものがほとんどを占める。漫画だからこその表現なのだが、当時は信じて疑わなかった子どももいた。もちろん筆者もその一人だ

・価格は1985円

価格は税込み・送料込みの1985円。1985年にコロコロに掲載されたから1985円というこれこそ嘘の裏技なんじゃないのかと思ってしまうぐらいのお買い得プライス! 実際に漫画に登場したゲームから30種類以上も選ばれるということだった。

複数個購入した場合は違うカセットで届くということだったので、そこそこオッサンの私はいっそのこと全種類買ってしまおうかとも思ったのだが、一つだけを注文することにした。この商品に大人買いは似合わない。だってボクはファミコン戦士だから!

・マッハライダーが届いた

待ちに待った商品が届き、ワクワクしながら封を開けるとそこには『マッハライダー』があった! マッハライダーはスリップストリームでロッキーが勝つ話だ。もちろんこの技も再現不可能だ。

カセットに描いてあるイラストはそのスリップストリーム!

これは嬉しい! 届いたカセットは宝物にすることが決定! タイムマシンがあったら当時に戻って子どもの俺に見せびらかしたい。アイツ、絶対うらやましがるぜ。

ただ、ツイッターなどで他のソフトが届いた人の喜びのコメントを見ると他のソフトも欲しくなってしまい「全種類大人買いすればよかったな」とちょっぴり後悔している自分がいる。もし次のチャンスがあったら作中に出てくる悪の組織ばりにお金をつぎ込もうと思う。

このソフト一つでファミコン戦士たちといろいろな話ができそうだ。あさいもとゆき先生、ステキなアイテムをありがとうございます! 一生大事にします!

参照元:あさいもとゆき ファミコンロッキー原画展マンガ図書館Z「ファミコンロッキー」
Report:麟閣
Photo:RocketNews24.

▼ファミコンロッキー仕様のマッハライダー

▼裏面のイラストがアツイ!

▼原作のシーン

▼宝物だ!