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1998年から国際ルールで正式に採用され、今ではおなじみとなったバレーのリベロ。説明するまでもないだろうが、ボールを拾って拾って拾いまくるポジションだ。日本を代表する選手には西村晃一さん(現ビーチバレー)、女子だと佐野優子さんがおり、おそらく名前を聞いたら「あのポジションか!」とピンとくる人も多いだろう。

リベロは基本的に攻撃的なプレー全般が禁止されている。それだけに高い守備力が求められるのだが、なんと海外には顔面レシーブで相手のアタックを拾いまくる選手が存在していた。

・海外の試合でのこと

そんなバカな話がある訳ないと思うところだが、動画「Best Volleyball Blocks Ever with Scott Sterling」を再生してみると……驚くことにマジである。バレーボールチャンピオンシップという大会のUNC vs YALEの対戦カードで珍現象は起きていた。

・顔面ブロックが炸裂しまくり

お互いが譲らず、ファイナルセットまでもつれたこの試合で勝負を決めたのは、YALE(白ユニ)のリベロであるスコット・スターリング選手。1点も与えることができないシーンで彼の顔面が相手に牙をむいた。

その様子を見ていくと、彼の顔面レシーブをきっかけにチームは怒涛の追い上げを見せる。一度ならず二度……なんと結果的には九度も彼の顔面はチームを救い、劇的な勝利を収めてしまうのだ!

・その様子は動画でチェック

あまり詳しく説明してしまうとネタバレとなってしまうため、あとは動画をご覧いただきたいが、バレーの神様が降臨しているのは確かである。ちなみにリベロのスコット・スターリング選手は、以前サッカーのGKとしても大活躍している顔面のスペシャリスト。彼のことが気になる人はそちらも必見だ!

参照元:YouTube
執筆:原田たかし