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今回のご相談は、「疎遠になっていた異性」に関するお悩みです。1年以上顔を合わせていない、連絡もとっていない異性から、ある日突然「久しぶり!」と連絡が来たら……。さて、あなたはどう捉えますか?

・ご相談内容(ビッグボーイさん・男性)

「1年半前、1回だけ飲みに行ったっきりの女性から、『久しぶりー』と、ひと言だけのLINEが届きました。俺からも、『久しぶりだね』と返したのですが、そこから既読スルー状態です。一体、1年半ぶりの『久しぶりー』には何の意味があったのでしょうか?」

・単なる「酔った勢い」

筆者が着目したのは、1年半前の接点が、「飲みに行った」という部分です。おそらくその女性は、普段からお酒をたしなむ人なのでしょう。そして、酔っ払った勢いで、LINEの「友だち」リストからビッグボーイさんの名前を見つけ、なんとなくLINEを送りたい気分になったのでは?

・せっかく返信したのに既読スルーのワケは……!?

しかしそれはあくまでも、酔っ払った勢いです。翌朝、酔いが覚めて、彼女は正気を取り戻したのです。「特に、再び接点を持ちたいわけでもない男性に、LINEしてしまった」と。そういった経緯で、ビッグボーイさんの「久しぶりだね」を既読スルーしたと推測されます。「(久しぶりLINEは)なかったことにしてください」ということなのでしょう。

・既読スルーの真意はどうでもええじゃないか!

既読スルーの真意を推測するよりも、大事なのはビッグボーイさんが、今後彼女とどうしたいかです。彼女と再び接点を持ちたいと願うなら、既読スルーされた事実は華麗にスルーし、こちらからLINEを送ってはいかがでしょうか? その際は、内容に具体性を持たせると良いですね。「久しぶり」だけではなく、「久しぶりに飲もうぜ」など。

・不意打ちでLINEが来たから、気になっているだけ

1回飲みに行ったきり、1年半も放置していた女性なのですから、ビッグボーイさんにとっては、是が非でもゲットしたいというほどの女性ではなかったのでは? 向こうからのアクションに惑わされるよりも、自らアクションを起こした方が、モヤモヤすることは少ないはず。ビッグボーイさんの友だちリストの中に、もしほかに気になっている女性がいれば、そちらに自分からLINEした方が、自分主導で進めていけますよ。

男女問わず、疎遠になっている人物から連絡があるのは嬉しいものですよね。ああ、まだご縁は切れていなかったのだと、感慨深い気持ちになります。今回のケースは、「ご縁は切れていなかったと思ったら、やっぱり切れていた。ズコッ」ということなのでしょう。

恋愛コラムニスト:菊池美佳子 Twitter
イラスト:Rocketnews24

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