ルマンドやアルフォートなどでお馴染みの菓子メーカーといえばブルボンだ。そのブルボンが昨年の2015年に地域限定で発売したところ、大きな反響を呼んだ “ちょっと変わったチョコレート菓子” が本日2016年3月1日、全国発売となった。
その名は……「スライス生チョコレート」である! 筆者も以前から気になってはいたが、まだ食べたことのなかったこのチョコレート。全国発売となった今日、やっと入手することが出来たのでその感想をお伝えしたい。
・関東地方とネット上での限定販売
前述の通り、先日までは関東地方でのみ販売されていたという、このスライス生チョコレート。ネット上でも12個セットで販売されていたようだが、その個数や価格から、購入を見合わせていた方も多いのではないだろうか。
筆者もスーパーの売り場をチェックしてはいたが、見つけられず日が経ってしまっていた。だが本日2016年3月1日、ついに全国発売となったので さっそく購入。価格は税込199円だ。
・サイズも包装もスライスチーズと同じ
まず、この製品の最大の特徴は、サイズから中身の梱包方法までの全てが、スライスチーズと同じという点。店の売り場でも、スライスチーズと同じ棚で販売されていて、意識しなければこれがスライス生チョコレートとはわかるまい。
外袋を開けると、スライスチーズと同じようにセロファンでチョコレートが個包装されている。セロファンの色は茶色だが、知らない人が見るとチーズだと思ってまうほど、包装も完全にスライスチーズなのだ。
・そのまま食べる
はじめは、セロファンを剥がしてそのままひとくち……。口の中にチョコレートの味が広がった後、わずかに使用されている洋酒の風味がほんのり喉の奥に残る。意外なのは、それほど濃厚な味がしないところだ。ちなみに、食感もスライスチーズに似ていて、少し粘りが強い程度だった。
・食パンに乗せて焼く
続いては、食パンに乗せてトースターで焼いてみる。焼き上がりを見ると、グッと色が濃くなった印象で、真ん中から割ると、トロッと溶けたチョコがなんともウマそうである。
・ビターで濃厚な味わいに
ひとくち食べると……こ、これは、ウッマァァァアアアイ! そのまま食べた時よりも、驚くほどビターで濃厚な味に変化しているではないか!!
・調理しやすく大変好印象
他にもバナナをチョコで巻く等、簡単にいくつかのスイーツを作ってみたが、シート状でそこそこ粘りもあるため、調理しやすいところが印象的だった。お菓子作りが得意でない方も、これなら簡単にオリジナルのスイーツが作れるのではないだろうか。
・オススメはチョコバナナトースト
また、いくつか筆者が試した食べ方の中で最もウマかったのは、チョコバナナトーストである。トーストにカットしたバナナを乗せた上にスライス生チョコレートを被せ、トースターで焼くだけなのだが、熱で柔らかくなったバナナと濃厚なチョコレートの味が口の中で溶け合って激ウマ! ぜひ試していただきたいレシピである。
今回、話題のスライス生チョコレートを使ったスイーツを作って食べてみたが、アイデア次第で色々な食べ方を見つけられそうな、クセの無い万能なチョコレートだったぞ。気になる方は、購入して自分なりの楽しみ方を見つけてみてはいかがだろうか。
参考リンク:ブルボン「スライス生チョコレート」
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
▼2016年3月1日から全国発売の「スライス生チョコレート」
▼袋から出してみる。
▼粘りのあるスライスチーズのような食感。
▼トーストの上に乗せて焼いてみる。
▼焼くと一気にコクが増す。
▼他にも色々作ってみた。
▼「チョコバナナトースト」
▼「チョコロールパン」
▼「チョコバナナ」
▼「チョコバナナトースト」がオススメだ。
▼中澤記者「めっちゃウマいっすね!」
▼サンジュン記者「うん、ウマい!!」
▼原田記者「ウマいっすね!」
▼佐藤記者「ウマいね」