みんなが知らないことを、ちょっとだけ自慢したい。そんな方のために紹介する小ネタがこの「明日使える豆知識」である。話のタネに生かしてもらえると幸いだ。
さて、今回紹介するのは電車の豆知識。電車といえば、当然人が乗るものである。その電車に、なんと自転車を持ち込むことができる私鉄が存在した! 一畑電車では310円払うと自転車を駅に置いていくことなく、持って電車に乗り込めるぞ!! めっちゃ便利やんッ!
・『RAILWAYS』で有名に
一畑電車は、電鉄出雲市駅~松江しんじ湖温泉駅間の「北松江線」と、川跡駅~出雲大社前駅間の「大社線」を運行している。俳優中井貴一さんが出演した映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』の舞台になったことでも知られている。
・「どげすうだ」という時も安心
たとえば、松江しんじ湖温泉駅まで自転車でいったとする。移動先でも自転車で移動したいと思った場合に、このシステムは大変便利だ。
松江しんじ湖温泉駅で、「チャリ盗られたらどうすうだ。カギしちょうけど、盗られたらきしゃがわるてかなわんわ~。えいけ! どげすうだ」という時も大丈夫。310円払って乗り込めば良い。
到着駅で、「チャリも一緒に移動できて、まげにええしこだがん。あんま電車に乗らんモンにおしえちゃあかな。おべはつけえで」と言った具合である。
・「ばたでん」とはあまり言わない
もし無人駅で乗ってしまった場合は、乗車時に整理券を取り、下車駅で精算しよう。自転車と一緒に電車に乗り、普段よりも少し行動範囲を広げてみるのも良いかも。余談だが、一畑電車の略称を「ばたでん」という人は、地元にほとんどいない。今回の豆知識と共に、友達にも教えてあげよう。
参考リンク:一畑電車「レール&サイクル」
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼最近は車両にカラーバリエーションが増えた一畑電車
▼単線である
▼時間帯にもよるが、混み合っていない時なら自転車の持ち込みも心配ない。寝ているオジサンとかいるぞ