2016-01-13 13.02.41
スーパーで「たしか冷蔵庫にあれはあったよな」と思って家に帰ってみたらやっぱり無かった……。自炊していたことのある方なら1度はそんな経験があるのではないだろうか。

今回はなんと、冷蔵庫内の画像をスマホで確認出来たり、ドアについた大型のスクリーンで食材の注文まで出来てしまうという、スマート冷蔵庫なるものが発表されて話題となっているのでご紹介したい。

・開発したのは「サムスン(Samsung)」

スマート冷蔵庫を開発したのは日本でもスマホやタブレットでお馴染みのサムスン。製品の名前は「ファミリーハブ(Family Hub)」という。この冷蔵庫を家の情報の “ハブ” として使用して欲しいという想いからこの名前が付けられたそうだ。

先述の通り、サムスンと言えば、日本ではGalaxy(ギャラクシー)というシリーズのスマホやタブレットが有名だが、海外では液晶テレビの人気が高く、世界でもトップクラスのシェアを誇っているとも言われている。そんな世界のサムスンが開発したスマート冷蔵庫、いったいどんなものなのだろうか。

・庫内の様子をスマホで確認

まずこの冷蔵庫の特徴のひとつに、庫内にカメラが設置されているという点がある。ドアを閉めるたびに中の様子をカメラが自動的に撮影し、その画像はいつでもスマホで確認出来るとのこと。確かにこの機能があれば、余分な買い物をしたり、食材を買い忘たりといったミスを防げるかもしれない。

・ドアに21.5インチのタッチスクリーンを内蔵

そして最大の特徴は、ドアに取り付けられたフルハイビジョン21.5インチのタッチスクリーン。一般的なノートパソコンでもせいぜい大きくて17インチと考えると、このサイズはかなりデカい。そんな大型のスクリーンはインターネットに接続可能なうえ、高品質なスピーカーも内蔵されており、様々な用途での利用が可能だという。

・タッチスクリーンで足りない食材を購入

では、そのタッチスクリーンやスピーカーを使って具体的に何が出来るのかというと……写真やカレンダー、そしてメモの表示などの基本的なことはもちろんのこと、テレビの映像を転送して映し出ししたり、ミュージックプレイヤーとして音楽を流したり、さらには専用のコンテンツから足りない食材を購入することも出来てしまうらしい。なるほど、これは便利である。

・気になるお値段は未発表

気になるお値段の方は、2016年1月13日時点ではまだ未発表だ。冷蔵庫に大型のタッチスクリーンと高音質スピーカーが付いているということを考えると、一般的な冷蔵庫と比べてかなり高価なものになりそうな気が……。

それはさておき、このスマート冷蔵庫「ファミリーハブ」は、今年2016年の春にアメリカで発売される予定とのこと。日本での発売は未定だが、今後の展開を楽しみにしたい。

参照元:YouTube
執筆:K.ナガハシ