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1990年代から2000年代前半まで、日本の音楽シーンを牽引した伝説のロックバンド、“イエモン” こと『THE YELLOW MONKEY(ザ・イエローモンキー)』の復活が発表された。2004年に解散し15年ぶりの4人勢ぞろいとなるから、思わず目頭が熱くなった人も多いに違いない。

だが15年の月日が経つと、「イエモンを知らない」「しばらく聞いてないから思い出せない」という人もいることだろう。そこで今回は、当時イエモンが大好きだった筆者が、「これは絶対に聞いておけ!」というイエモンの代表曲を11ピックアップしたのでご覧いただきたい。

・太陽が燃えている

1995年リリース、イエモン8枚目のシングル。自身初のシングルTOP10入りを果たした曲で、この曲でイエモンはブレイクしたといっていいだろう。耳に馴染みやすく、いまだにカラオケなどでも根強く歌われている曲。

・JAM

1996年リリース、イエモン9枚目のシングル。累計80万枚のセールスを記録し、シングル曲ではイエモン史上2位の記録となっている。イエモンを代表するバラード曲で、歌詞の「外国で飛行機が落ちました~」のくだりはあまりにも有名。

・TACTICS

JAMと両A面シングルとしてリリース。イエモンとして唯一の両A面シングルはこの「JAM / TACTICS」だけである。歌詞が艶やかで、当時高校生だった筆者は「なんか大人の曲だなぁ」とドキドキした。

・楽園

1996年リリース、イエモン11枚目のシングル。それまでは、どちらかというとキャッチーな曲作りを意識していた彼らが、ロック路線に舵を切りなおしたという曲で、歌詞も音も野太いロックを強く感じる。

・LOVE LOVE SHOW

1997年リリース、イエモン12枚目のシングル。5週連続TOP20入りするなどロングヒットを記録した曲で、作詞作曲を担当したボーカル兼ギターの吉井和哉は、カラオケで歌われることを意識して作ったらしい。その通り、筆者も数えきれないほど歌った。

・BURN

1997年リリース、イエモン13枚目のシングル。累計90万枚のセールスを記録し、イエモン史上最大のヒット曲となった。歌詞から連想される女性と、ボーカル吉井和哉の色っぽい声が絡み合った大人向けの曲。

・SO YOUNG

1999年リリース、イエモン18枚目のシングル。タイトルの通り、「若さ」や「青春」に真っ向から向き合ったバラード曲で、吉井和哉は「自分が死んだら流したい曲」としている。

・バラ色の日々

1999年リリース、イエモン19枚目のシングル。ここから3作は初の外部プロデューサーを迎えてのコラボレーション作品となっており、解散後も何度か吉井和哉はこの曲をライブなどで披露している。

・SHOCK HEARTS

2000年リリース、イエモン21枚目のシングル。外部プロデューサーを起用した3部作の最終曲で、吉井和哉は「ハクション大魔王」のようなアニメ曲っぽい要素も取り入れているらしい。タイトルの『SHOCK HEARTS』は「触発」とかけられている。

・BRILLIANT WORLD

2000年リリース、イエモン23枚目のシングル。メンバーいわく「21世紀に向けての希望を歌っている曲」という。ちなみにこの曲がリリースされた後、バンドの活動休止が発表された。

・プライマル。

2001年リリース、イエモン24枚目のシングル。活動休止発表後にリリースされた。2015年に25枚目のシングルが発売されたが、純粋な新曲としての発表はこの曲が最後。それを暗示するかのように、歌詞には「卒業」や「さよなら」というキーワードが登場する。

・再結成ではないもよう

本当はアルバムを含めまだまだ多くの名曲があるイエモンだが、悩みに悩んで今回の11曲をピックアップした。公式サイト上では “再集結” となっていることから正式な再結成ではないと推測されるが、当時を知るファンとしては嬉しい限りである。

2016年5月11日からは、全国10カ所20公演のアリーナツアーも行う予定だから、ファンはこの機会をお見逃し無いように。伝説を見逃すな!

参照元:THE YELLOW MONKEY オフィシャルサイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.