ちょっとくらいなら大丈夫。この世の中では、そんな慢心が致命的となることは少なくない。やっちまったと思った時は、時すでに遅し。わかっていたはずなのに自ら事故を招いてしまうことだってあるものだ。
例えば今回ご紹介する映像もそんなひとつ。ロシアのスルグトにあるガソリンスタンドで撮影された映像には、火気厳禁であるにもかかわらず、ライターを使用して大惨事を招いたシーンが映っていた。
・給油口にライターをかざす女性
問題の動画では、車に給油しようとしている女性を確認できる。しかし、正常に給油されていなかったのだろうか。女性はしきりにメーターを気にして、どこかソワソワ。自分の後に給油待ちの車が待っていることもあり、原因を突き止めようと急ぐ。
ここで車内に常備されている懐中電灯を取り出せばよかったのだが、あろうことか女性は給油口にライターをかざし、確認しようとするではないか。もちろん、そこは火気厳禁のガソリンスタンド。一瞬にして燃え移ると、辺り一面が火の海となってしまった。
・改めてわかるガソリンの恐ろしさ
それにしても、改めてガソリンに引火すると恐ろしいことがわかるこの動画。たとえ極寒の環境でも揮発性の高いガソリンの前では、ライターの小さな火であっても関係ないようだ。
・誰にも起こりうる事故
当然、この事故が日本で起きないとは言い切れない。セルフ方式のガソリンスタンドが増え、自分で直接給油する機会も多くなっている。事故を起こさないよう、ガソリンは危険物であると再認識しておこう。