【本人降臨】俳優ティム・ロスが「なんでも答えます」とネット上で質問を募集! Q&A33選がこれだ!!

Q25:夕食として、何を食べるのが好きですか?
A25:インドア料理なら何でもいいよ。ホームクッキングが好きなんだ。台所に座って、食べる。フレンチディップを食べたけど、美味しかった。

Q26:テレビは見ますか?
A26:もっぱらニュースか、古い映画ばかり見ているけれど、最近は『THE WIRE / ザ・ワイヤー』をもう1回見た。ロケ中やホテルに閉じこもっているときに、テレビを見ることが多い。でも旅先でイギリスの『The Great British Bake Off』という料理番組を楽しんでいても、最終回を見ることが出来ないから歯がゆいよ。

Q27:どうかお願いですから、次の『ドクター・フー』になってもらえませんか?
A27:いいよ! キャストに選ばれたら、もちろんやるさ。

Q28:あなたが監督した映画『素肌の涙』は、近親相姦がテーマで、とても難解な作品でした。撮影はどれくらい難しかったですか?
A28:撮影は、とてつもなく複雑だったよ。児童虐待がテーマだから、感情的な面で難しさを覚えた。しっかりと準備をしたから、撮影自体よりも、その準備や撮影後の編集の方が難しかったな。

虐待される娘を演じたララ・ベルモントの感情的な状態を配慮して、撮影現場にカウンセラーを配置した。彼女が問題を抱えないで済むように、必要に応じて専門家の助言などを得たんだ。

Q29:トロント国際映画祭で『素肌の涙』が上映されたとき、1人の男性が文句を言っていましたね。するとあなたが出て行って、その男性とロビーで話されていたように記憶しています。どんな話をしたんですか?
A29:彼のことは覚えているよ。でも同じようなことは、他の劇場でも起こったんだ。だからあの作品を紹介するとき、僕は「もしもこの作品に問題があって、席を立たれるときは、他の観客の邪魔にならないように静かに退席して下さい」とお願いしているんだ。

あの時、僕が劇場のバーに座っていたら、1人の少年が上映中に出てきたんだ。彼もひどい虐待を受けていて、僕たちは話をした。僕が虐待をされたことなんかも語った。するとその “文句を言っていた男性” が客席から出てきて、「これはただのケシカラン作品だ」と僕に対して怒りをあらわにしていた。けれど、僕が制したら彼もすぐに落ち着いたんだ。その後、僕たちは話をしたよ。

他の観客の中にも、性的虐待の加害者だったり被害者だったりした人がいたから、彼もそうだったのかもしれない。そして作品の中に、彼自身の姿を投影していたのかもしれない。

Q30:調子はいかがですか?
A30:いいよ。ようやく時差ぼけも治って、家でゆっくりしている。

Q31:クリスマスプレゼントに、何が欲しいですか?
A31:仕事。

Q32:そんなに完璧でいるってどんな感じがするものですか?
A32:なかなか良いものだよ。

Q33:テレビドラマ『ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る』で、心理学者カル・ライトマン博士を演じていて身についた技術はありますか?
A33:ライトマン博士の元となった学者の男性が、よく撮影現場にやって来ていたんだけど、なんだかそこに批評家がいるみたいな気分だったよ。なぜなら、僕がやっていることが嘘っぱちかどうか、彼には分かるからね。あの番組を通して、科学を学ぶことも出来たけど、僕は距離を保って、あえて何も学ばない方を選んだ。でも、多くの俳優が科学をとてもよく学んでいたよ!

参照元:Reddit(英語)
執筆:小千谷サチ
イラスト:稲葉翔子

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