気が付けばもう12月で、2015年もいよいよ終盤に突入である。12月のビッグイベントであるクリスマスに向けて、すでに自宅にクリスマスツリーを飾ったり、ケーキの予約を済ませた人が大勢いるのではないだろうか。
そして、この時期にはクリスマス仕様のお菓子やスイーツが出回って、店に色彩りを添える。ところが、某菓子会社のクリスマスツリー型チョコを買ったら「ウンコみたいなのが出てきた!」と、イメージ画像とあまりにも違いすぎる形が、ネットで話題となっているので紹介したい。
・リーセスがクリスマスツリー型のチョコレートを販売!
ミルクチョコレートの中にピーナツバターがたっぷり入った「Reese’s:リーセス」は、アメリカで大人気のお菓子だ。普段は、カップ型のチョコレートにピーナツバターが入っているのだが、ホリデーシーズンには、クリスマスツリー型のリーセスが販売されるのである。
リーセスのトレードカラーとなっているオレンジを基調としたパッケージには、クリスマスツリーのイラストがデザインされており、「Tree:木」の文字が印刷されている。もちろん消費者は、パッケージを開けたらクリスマスツリー型のリーセスが出てくるものと、想像するに違いない。
・形はクリスマスツリーとは程遠かった……
ところが、なんと袋から出て来たチョコは、クリスマスツリーのギザギザ部分の判別が全くつかない、まるでウンコのような形ではないか!!
まず、クリスマス気分を味わいたくてツリー型のチョコを購入したのに、ウンコとは気分が台無しである。しかも、クリスマスディナーやケーキを食べ過ぎて、くびれがなくなってしまったようなリーセスは、「チョコを食べたら、こんな体型になっちゃいますよ」と警告しているかのようにも見えるのだ!
・柔らかいピーナツバターを型取るのは困難!
クリスマスツリーとは程遠い形のリーセスにガッカリした消費者から、嘆きや冷やかしの声が届いているのだが、製造側にも言い分はあるようだ。リーセスの製造元「Harshey’s:ハーシーズ」社の広報担当者によれば、柔らかいピーナツバターが入ったチョコレートを型取るのは困難なため、製造過程で、クリスマスツリーのギザギザ部分が失われてしまうのだそうだ。
それならば、クリスマスツリー型のリーセスは販売しなければ良いのにと思うのだが、ハーシーズは構わず製造を続けている。消費者側も、パッケージでクリスマス気分は味わえるし、味が損なわれていなければ細かいことは気にしないのかもしれない。
参照元:Twitter、newser、FORTUNE(英語)
執筆:Nekolas
▼こちらがクリスマスツリー型のリーセス。ちょっとウンチみたい!?
Reese's peanut butter cup 'Christmas trees' cause mass confusion https://t.co/HmWFILJrla pic.twitter.com/VDiWCsbM7E
— Newser (@Newser) November 30, 2015
▼ホワイトチョコ味もあり! ユーザーは「ウンチに見える」とコメント
#reeses you call it a tree. I think the rest of us see it as a turd. #homelife #whiteaintright pic.twitter.com/zSl4KsEinD
— Shelf Life Shop (@shelflife_shop) November 15, 2015
▼外のパッケージはこんな感じ
Ok sure, it's a "tree" @ReesesPBCups #StillEating #ItsStillReeses pic.twitter.com/QIBU424IDs
— Kinbrielle (@Kinbrielle) November 22, 2015