落語家の『三代目 桂枝太郎』さんのツイートが話題になっている。簡単に説明すると、桂枝太郎さんの「告知後の “行けないけど頑張ってください” は本当にいりません。用事があり来られない時は無言が一番です」という発言に、賛否両論が巻き起こっているというものだ。

「その通り」「わかる」「よく言った!」という肯定的な意見も多いが、一方で「結局は来ないヤツはいらないってことか?」といった、否定的な発言があることも事実である。

・ツイートの内容

事の経緯を説明すると、三代目 桂枝太郎さんが以下のようなツイートをしたことが始まりとなっている。

『何度も言ってますが、告知後の「行けないけど頑張ってください」は本当にいりません。個人的に「来れます?」って聞いた場合は別ですが。用事があり来られない時は無言が一番です。ショービジネスをやってる人はこの気持ちが分かると思いますが。何気無く言ってる方は気をつけた方がいいと思います』

『例えるなら「ラーメン屋、開店しました」「食べないけど頑張ってください」。「新曲、CD発売中です」「買えないけど頑張ってください」。「お金かしてください」「かせないけど頑張ってください」的な。ってか、言われんでも頑張りますよ!』

(ツイッターより引用)

これに対しネットの声は賛否両論。それぞれの声をピックアップしてみよう。

・賛同派の意見

「行かないならそのイベントには無関係なんだから黙っていればいいのにね」
「相手の気持ちを考えれば当たり前ですよね! 気をつけます!」
「“行かない” を主張する必要は無いですよね」

・否定派の意見

「行けなくても頑張ってと言われてるんだから、素直にありがとうで良いと思いますけど……」
「いや、普通に応援してくれてるだけだろ」
「ファン全員が行けるわけじゃないのにね」

・プロに意見を聞いてみた

この件に関し、ショービジネスの世界で活動する、プロに意見を求めたところ、以下のような回答があったので併せてご紹介したい。

「これはわかります。正論だと思いますよ。個人的には “陰ながら応援してます” も嫌ですね。いやいや、もっと表立って応援してくれよ! ってなりますね。

この “行けないけど頑張ってください” に対して、ありがとう! って言う人もいますが、心の底ではみんなモヤッとしたものがあるんじゃないですかね。1人2人来なくても余裕な人はわかりませんが、ショービジネスで食べていこうと必死な人は、みんな三代目 桂枝太郎さんの気持ちがわかると思います」

……とのことだった。確かに両サイドの意見ともに理解できるものがあり、一概にどちらとは言えない問題なのかもしれない。あなたはどう思うだろうか?

参照元:Twitter @Edataro_Katsura
執筆:P.K.サンジュン

▼こちらが一連のツイートだ。