お股がガラ空きだぜ! そう言わんばかりに股の間を抜かれると、結構な屈辱だ。なにせ「股抜き」は、ボールを奪われるリスクの高いプレー。それを選択された上にスコーンと抜かれてしまうのは、耐え難いことである。
ディフェンスの誰だって絶対にやられたくないものだが、オーストラリアで前代未聞の珍プレーが炸裂! なんと自分で自分を股抜きしてしまったゴールキーパーがいた。一体、どういうことなのかというと……
・オーストラリアリーグでの出来事
動画「Jamie Young (Brisbane Roar’ goalie) with an epic fail vs Melbourne city」に収録されているのは、2015年11月20日に行われたブリスベン・ロアー(橙) vs メルボルン・シティ(白)の一戦。0−0で迎えた前半20分にその時はやってきた。
・ゴールキーパーが大失態
ブリスベンのGKジェイミー・ヤング選手がスローインで攻撃に転じようとしたところ、バランスを崩して相手にお尻を向けるように転倒。さらには自分の股を抜く形で、ボールを相手に与えてしまったのである! 動画で確認できるように、やっちまった……そうとしか言いようがないプレーだ。
・幸い失点には至らず
しかし、幸いだったのは失点に至らなかったこと。素早いリカバリーによって相手のシュートは枠外へ。絶体絶命の中、事なきを得た。自分のミスから先制点を奪われず、ジェイミー選手はさぞホッとしたことだろう。
なお、試合は後半にお互い1点ずつを取り合って引き分け。勝ち点1を分け合う結果となっている。