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時々ムショーに食べたくなるものが、人それぞれあるはずだ。ある人は焼き鳥と言い、ある人はラーメンというかもしれない。私(佐藤)はそのひとつに餃子を挙げたい。餡の詰まった、皮パリパリのアツアツ餃子をハフハフ言いながら食いたい。特に寒くなり始めたときに、アツアツを食いたいのである。

そんな私が最近行ったお店は、私の求める餃子とは全く違っていた。皮はパリパリというよりも、ムッチリ。餡はいくぶん少な目である。しかしそのムッチリとした皮からジュワリと肉汁があふれ出てくるのだ。何よりも特徴的なのはデカいこと。ジャンボ餃子という名に恥じないスケールであった。

・池袋駅からすぐ

そのお店「開楽」は東京・池袋にある。JR池袋駅東口から徒歩数分のところ。東口の表通りに面したマクドナルドの真裏あたりに位置する。

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・持ち帰りが人気

入店して席に着いていると、持ち帰り用の小窓に次から次へとお客さんが来る様子が見える。中に入って食べればいいのに、私はそう思ったのだが、ここは生の餃子を持ち帰り用に販売しており、それが結構安いことに気づいた。生餃子5個入りで600円。数が少ないと思うかもしれないが、ここの餃子は普通サイズの餃子ではないのだ。

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・Bセットで堪能

1個の大きさが子どもの拳くらいある。推定で iPhone5s の縦幅くらいの長さがあるだろうか。これ5個で大人の男性でも結構お腹が満たされてしまう。店内で食べる場合、Bセット(800円)をオーダーするとジャンボ餃子を堪能することができるだろう。

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・10分程度時間を要する

餃子を注文する際に、ひとつだけ注意がある。それは焼き上がるのに少々時間がかかることだ。おおむね10分程度かかるので、サラっと食って店を出たいという人は、時間のあるときに利用することをおすすめする。

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・餃子エクスペリエンス

さて、餃子を目の当たりにして、マジでデカい! というのが正直な感想だ。そして食べてみると、底面はカリカリに焼き上がっているのだが、全体的にはムッチリモッチリとした食感。皮が結構分厚く、餡が少なめ。これは皮を味わう餃子なのである。一口かじると、なかからあふれんばかりの肉汁が流れ出してくる。油断すると、その汁が飛び散ってしまうので、慎重に食べよう。

先にも述べたように、この餃子は皮と肉汁を楽しむタイプだ。餡がギッシリというのが良い餃子のように思われるかもしれないのだが、こういう餃子エクスペリエンス(体験)も私は悪くないと思う。皮を食う、その意味を知りたい方はここで餃子を食うべきである。

・今回訪問した店舗の情報

店名 開楽
住所 東京都豊島区南池袋1-27-2
営業時間 11:00~23:00 / 金土曜日11:00~24:00 / 日曜日11:00~22:00
定休日 なし

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼餃子を楽しむならBセット(800円)
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▼約10分待って、Bセット来た
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▼餃子デカい! 普通半チャーハンと餃子って言ったらちょっと物足りない感じだけど、これなら十分
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▼iPhone5sと比べると、画面を覆うほどのデカさ
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▼餡は意外と少な目だけど、皮と肉汁で十分に満足できる
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